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アンリ・ボワイヨ / Henri Boillot
理想を追い求め完璧主義にこだわるヴォルネイの老舗ドメーヌ。
ボワイヨ家は1630年からの記録に残るヴォルネイで最も古い家柄の一つ。
ドメーヌの創業は1885年、現在の当主アンリ・ボワイヨ氏は5代目で、その息子も2006年からドメーヌの仕事に参加しています。
ピュリニー・モンラッシェとヴォルネイを中心に約15haの畑を所有しています。また、1996年に白ワインのネゴシアンものを造るメゾン・アンリ・ボワイヨを設立しました。
プルミエ・クリュやグラン・クリュはテロワールを表現するために、各畑1生産者だけからブドウもしくは果汁の状態で購入しています。リュット・レゾネ(減農薬農法)を実践し、出来るだけ化学物質の使用を抑えています。
年に10回程度畑を耕すなどし、除草剤は使用していません。春には摘芽し、夏にはグリーン・ハーヴェストを実施します。
手摘みで収穫時に選果し、トラックに積む前に再度選果、収量を低くし、成熟のぶどうにこだわります。醸造は、白は果実を空圧式プレスにて絞り、樽にて約20日間アルコール発酵を行います。
熟成は通常よりも大きい350リットルの樽を使用し、ワインと樽との接点を少なくして緩やかな熟成を促します。
引きとコラージュ後、軽いフィルターをかけてから瓶詰めを行います。
赤は100%除梗され、ステンレス製53hlの開放槽にて約12日間低温プレマセラシオンを行い、
温度管理しながら約15日間アルコール発酵。
ピジャージュ、ルモンタージュを実施、発酵後に5日間マセラシオンを行います。白、赤共に、発酵時に人工酵母は使用していません。
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完璧主義者のアンリ・ボワイヨは常に妥協のないワインを造っています。
- Vintage 2020
2020年は、最も早くに生育がはじまったヴィンテージ
冬が暖かく、自然にぶどう樹の発芽も早く確認されます。5月の霜の被害もあまり出ず、5月半ばから気温が上昇し夏になっても例年を超える暑さがより生育を早めていきます。白ワインは素晴らしいアロマ、赤ワインは濃縮感を感じられるヴィンテージです。
ブルゴーニュ / Bourgogne
ワインランクは下でも、掘り出しワインの宝箱
ブルゴーニュ全体の広域畑(384の村)の為、ワインのランクはもっとも下になりますが、全体の53%の産出量あります。
著名生産者などの、格付けに値しない若木などから造られるぶどうもあるため、格付けや価格以上のワインがあることも。掘り出しワインの宝箱です。