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ジョブロ / Joblot
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2024年1つ星に昇格。濃密と力強さを兼ね揃える、ジヴリのトップ生産者。
現在ドメーヌでワインを醸造しているのは、1986年生まれのジュリエット・ジョブロ氏。
大学で醸造学を修め、ディプロマを取得後、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティや南アフリカのワイナリーで研修しました。
後にドメーヌに戻り、父ジャン・マルクの下で仕事を学び、2012年から醸造とドメーヌの管理を行っています。ぶどう畑はすべてジヴリで、約14haの畑。
赤ワインは100%除梗し、5日間の低温マセレーションとステンレスタンクでアルコール発酵を行います。
週2回のピジャージュは、後半には3回に増やし樽熟成は12ヶ月。白ワインは、現当主からデブルバージュを行い、バトナージュは無し。
新樽率も白で、45%、赤で60%とジヴリでは高く、フランソワ・フレール社の樽を使用。
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樽に負けないぶどうを造り、リッチさがあり、コート・ドールともひけをとらない濃密さと力強さを備えたドメーヌです。
- Vintage 2014
2014年は、優良なワインの年
素晴らしい春の気候にて開花時期は順調でしたが、6月28日の大嵐でこの年も雹の被害を受けます。冷涼な夏でぶどうは健康でよい状態に戻り白ワインは優良なヴィンテージに、赤ワインもオウトウショウジョウバエが発生し被害を受けましたが、選果台で取り除きよりいいぶどうでワインが出来たヴィンテージになりました。
ジヴリ / Givry
14世紀には王家御用達ワインだった、小さな赤ワインのアペラシオン。
赤ワインが主体85%の産地で、フィロキセラ(1863年~)以前はコート・シャロネーズの中ではもっとも人気が高く、16世紀にはアンリ4世が御用達していた後ろ盾があった時代もあります。
白、赤ワインともプルミエ・クリュがあり、ブーズロンに続いて小さな産地です。