マルサネ / Marsannay
コート・ド・ニュイ最北の村名アペラシオンです。
ブルゴーニュのコミュナル以上で、唯一、赤・白・ロゼを造り出すA.O.Cで、特にロゼは有名です。
530年ごろにはこの地でぶどう栽培されていた地域で、シュノーヴ村、マルサネ・ラ・コート村、クシェ村の3村の標高は260~320mの真東向きの斜面に広がるが、かなり緩やか斜面です。
北部の土壌が石灰岩を母岩とし、表面は粘土質と泥土質。扇状地は砂利質、南部は石灰岩と泥灰岩が母岩です。
グラン・クリュはありませんが、赤ワインを中心にロゼの生産地としても日本でも有名です。
ワインの色合いも濃く、口当たりはしなやかだがタンニンは強く、様々な味が広がり余韻も長いのが特徴です。