「レ ペリエール」はムルソー1級畑の中でも最高とも言われる高い評価の畑です。
ムルソーのコクと、ピュリニーの魅惑的な酸味を併せもち、香ばしい樽香とふくらみのある果実味とのバランスが良く取れたワインに仕上がっています。
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アルベール・グリヴォ / Albert Grivault
グラン・クリュ昇格の可能性を秘めたモノポール’’クロ・デ・ペリエール’’を所有するムルソー名門ドメーヌ。
ムルソーの名門ドメーヌで、クロ・デ・ペリエールは初代アルベール・グリヴォが1879年に購入したモノポール畑です。
その他現在は6haのブドウ畑を所有し、ドメーヌはアルベール・グリヴォの孫にあたる、ミシェル・バルデ夫妻が運営。
のちに、娘のクレアと息子のアンリ・マイクが跡を継ぐ予定です。白ワインの醸造法は、手摘みしたブドウを圧搾し、オーク樽で発酵。新樽率は村名ムルソーで10%、1級ペリエールとクロ・デ・ペリエールが20%、ブルゴーニュ・ブランは古樽のみ。
翌年の収穫前に瓶詰めするので、熟成期間はすべてのアペラシオンにおいて11ヶ月です。
赤ワインは除梗したのち、発酵させ全部で18ヶ月熟成させます。リッチさばかりが強調されたムルソーの多い中、ミネラルのしっかりしたグリヴォのワインは飲み手に多少の忍耐を要求するものの、じつに貴重な存在です。
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クロ・デ・ペリエールがグラン・クリュに昇格する日も近いのではないでしょか。
- Vintage 2017
2017年は、ブルゴーニュの一人勝ち?素晴らしいヴィンテージ
気候の変動が多く、4月末のフランス全土の寒波によってほどんとの地域で被害が出ますが、ブルゴーニュは免れます。糖度と酸度、タンニン全てにおいて申し分ないぶどうができ、収穫量が減っていたブルゴーニュに光が戻ってきた年です。
ムルソー / Meursault
コート・ド・ボーヌ最大の白ワインの銘醸地。 存在感のあるロースト・ナッツのような芳醇な香りとなめらかな味わいの白ワイン。
コート・ド・ボーヌ最大の産地であり、ピュリニー・モンラッシェ、シャサーニュ・モンラッシェと合わせて、ブルゴーニュ3大白ワインの銘醸地です。
リッチな白ワインと言えばムルソーです。
コート・ドール全域で現在の基礎を築いたシトー派の出発点はこのムルソー村と言われています。斜面の母岩は泥灰石灰岩か白雲岩で、泥土質と粘土質土壌がその上に重なります。斜面頂上部は石灰岩が硬すぎてぶどうは栽培されていません。
プルミエ・クリュは標高240~265mの中腹が栽培地域で、集落の北側(ヴォルネイ村側)の斜面は南東向き。南側(ピュリニー・モンラッシェ側)の斜面は東向きになります。
最北部では赤ワインもわずか数パーセント生産しています。