堅牢の一言につきる
マジの中でもマジ・バから生み出されるこのワインは、一切の贅肉を削ぎ落としたタイトなボディです。
コリコリッと音を立てそうなほど、フレッシュなダークチェリーの香りを感じます。
キメの細かなタンニンがストラクチャーを形作り、まさに堅牢。
長期熟成のポテンシャルは非常に高いです。
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モーム / Maume
クラシックからモダンへ、ビオディナミのジュヴレの生産者。
古典的ジュヴレ・シャンベルタンの造り手として知られていた生産者です。
発酵温度の管理をするようになったのも2005年以降と言うほどで、ぶどう面積は4.47haと小さいですが、4つの1級畑と2つの特級畑を所有していました。
2012年に、カナダのモレ・トーズによる買収で、2010年よりドメーヌ・トーズの責任者がモームの指揮を取り、以前のドメーヌとは違ってきています。ビオディナミへの転換、100%除梗が必須でしたが、ヴィンテージやキュヴェにより10~15%は全房で仕込んでいます。
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クラッシクからモダンへ。
2014年ヴィンテージからMaume by Domanie Tawseの名前でリリースされます。
- Vintage 2013
2013年は、昨年に続き天候に悩まされた生産者の年
毎年のように悩まされる雹や雨などの被害。この年も被害が続き、春の湿度で生育が遅くなりいいスタートがきれなかった年です。収量を減らし、より良いぶどうを選果した生産者の努力で、厳しい年でしたが高品質のワインが出来た年でもあります。
ジュヴレ・シャンベルタン / Gevery Chambertin
9つのグラン・クリュを擁する、力強い男性的なワインを生み出すブルゴーニュワインの王様
コート・ド・ニュイ地区で最大の面積を持ち、最も多く9つのグラン・クリュがある代表的な村です。
ニュイ地区でヴォーヌ・ロマネ村と人気を二分する村。芳醇で力強く男性的なワインとして有名です。集落の背後にある背斜谷を境に北部・扇状地・南部に分かれます。
北部にはクロ・サン・ジャックなど代表するプルミエ・クリュが多く、扇状地にはコミュナルが中心、南部には9つの全グラン・クリュが生産されています。
グラン・クリュは標高約260~300mの東向きの斜面に並んでいます。土壌は区画によって異なりますが、グラン・クリュは茶色い土壌に泥土や砂利質の蓄積物で斜面は粘土石灰質。プルミエ・クリュは茶色い石灰質、コミュナルは茶色のカルシウム質と石灰岩の土壌に斜面から崩れ落ちた蓄積物や平野部の赤い泥土に覆われた泥灰岩で、この小石が多い土壌はワインにエレガンスを与え、粘土と貝の化石を多く含む泥灰岩が、ワインにボディを与えてくれます。
ぶどうはピノ・ノワールのみ使用可能で、北に位置するブロション村の一部が含まれます。