セリエ・オー・モワンヌ / Cellier Aux Moines
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2026年1つ星生産者。歴史ある畑の名前がドメーヌ名。
ドメーヌの歴史
シトー会修道院に1130年頃に設立された歴史のあるドメーヌのひとつです。
2004年にパスカル家が購入し、ジヴリー1級畑の「Clos du Cellier aux Moines」をドメーヌ名として歴史あるセラーなど修復してドメーヌの復活に務めました。
パリから移住してきたパスカル氏はLVMHのシャンパーニュメゾンや、高級宝飾品会社のCEOを務めていた人物です。
栽培と醸造
醸造家はギヨーム・マルク氏でDRCやアルヌー・ラショーなどで経験を積んでおり、ビオディナミにも見識ある若手醸造家です。
畑は無農薬で収量制限を定期的に行い、完熟ぶどうのみ手摘みで収穫します。
ピノ・ノワールは全防を木製大樽(フードル)にて温度コントールしながら発酵。
シャルドネは空気式圧搾機で優しくプレスされ、赤・白ともに樽で熟成されます。
2017年から完全にビオロジック&ビオディナミ農法に転換しています。
ビオディヴァン加盟生産者。
【ビオディヴァン】
ビオディナミでワインを栽培するワイナリーの団体でヨーロッパを中心に9カ国224のワイン生産者からなるグループです。
完全にビオディナミ農法で栽培されている、もしくは3年後に完全転換することが約束している生産者のみが加盟できます。
近年、認証の有無に関わらず勝手に「自然派」と呼ばれるワインが多いのが現状。
ブドウ栽培に限定されたビオディナミ認証機関ですので、より信頼できるグループです。
ワイン選びにおける生産者情報としてご活用ください。
