フェヴレ / Faiveley
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2024年1つ星生産者。7代続く名門グラン・メゾン。
ドメーヌの歴史
ニュイ・サン・ジョルジュに本拠を置くフェヴレ社は、1825年の創立から7代にわたって続くグラン・メゾンです。
4代目のジョルジュ・フェヴレは、かの有名なコンフレリー・デ・シュヴァリエ・デュ・タストヴァン(利き酒騎士団)の創設者のひとりとして知られています。
フェヴレが数ある他のネゴシアンと違うのは、広大な自社畑から造られるドメーヌもののワインが、全生産量の8割を占めるという事実です。
また、フェヴレが所有する120haの自社畑のうち半分以上の68haはコート・シャロネーズにあります。
この地域の潜在的な可能性に気づいた5代目ギィ・フェヴレはコート・シャロネーズに畑を広げメルキュレからさらなる事業拡大を行いました。
今ではコートシャロネーズならフェブレとまで言われるまでに成長しました。
今日のメゾンを率いるのは2005年に引き継いだエルワン・フェヴレです。
それまでのドメーヌ・フェヴレは、コート・ド・ニュイの赤ワインを中心に造っていたため、まず、エルワンは白ワインの銘醸地に着目します。
2008年にはバタール・モンラッシェ、ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェを始めとした最上級の畑、計5ha手に入れることに成功。
これによって、フェヴレのラインナップは確固たるものとなっていきます。
伝統に甘んず、常に改革を行うグラン・メゾンドメーヌです。
栽培と醸造
2007年以降、畑の耕作はジェローム・フルースの支持下、個別のチームによる分担制に。
ぶどうは完全に除梗し、上級ワインは新しい木製槽で、他のワインはステンレスタンクで発酵させます。
醸造期間中は今も果汁にピジャージュを行います。
新樽はグラン・クリュ、プルミエ・クリュのワインに3分の2が使われ、2007年以降はタンニンの強い今までの味わいから新鮮な果実味を兼ね備え、かつ強さもあわせたワインになっています。
コート・シャロネーズのワインはメルキュレにある独立した醸造所で造られ、樽はニュイ・サン・ジョルジュの自社醸造所から3年ものに、新樽を混ぜて造ります。
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(2021年 750ml)ほんのり香ばしいオークの香りと柔らかな果実味。ジュヴレらしい小気味よいタンニンの効いた1本。¥11,000税抜 ¥10,000
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(2017年 750ml)レ・サン・ジョルジュの並びにある1.69ha所有するクリマ。深みのあるルビー色。甘草や野性味ある香りなど男性的な骨骼のあるボディのワイン。¥8,250税抜 ¥7,500(2021年 750ml)29ha持つメルキュレの村名区画をブレンド。爽やかな果実味が中心で若いうちから楽しめるワイン。¥4,840税抜 ¥4,400
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(2021年 750ml)畑名はそのままフランボワーズ=ラズベリーの瑞々しいアロマ。果実豊かな香りが広がるモノポールワイン。¥6,050税抜 ¥5,500