フレデリック・エスモナン / Frederic Esmonin
父と息子で造り上げるジュヴレ・シャンベルタンのドメーヌ。
ドメーヌの歴史
当主はドメーヌ名のフレデリック・エスモナンですが、足の不自由な当主に変わり、ワイン造りを行うのは父アンドレです。
父はオスピス・ド・ボーヌで栽培や醸造に従事していました。
70年代にはワインを全量、ルイ・ジャドやジョゼフ・ドルーアン、ルロワなどのネゴシアンに桶売りしていましたが、1988年にフレデリックの代になり、ドメーヌ元詰めをスタートさせました。
アンドレの兄はミシェルであり、フレデリック・エスモナンとシルヴィー・エスモナンは従兄弟同士になります。
栽培と醸造
ドメーヌの畑は5.26haで、2010年に加わったコート・ド・ニュイ・ヴィラージュを除いては、ジュヴレ・シャンベルタンのドメーヌであり、マジ、リュショットのグラン・クリュの畑も持ちます。
ヴィエイユ・ヴィーニュは樹齢60年、100%除梗し冷温マセレーションを4日間、最高32℃の温度で2週間醗酵し、14ヶ月樽熟成を行います。
新樽率は1級以上で100%、ヴィエイユ・ヴィーニュは40%、村名は10~15%です。
冷涼なクリマが多く、ジュヴレ・シャンベルタンらしいしっかりした色あい味わいのドメーヌです。