リュシアン・ミュザール / Lucien Muzard
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2024年1つ星生産者。注目のサントネのスター生産者。
ドメーヌの歴史
1645年から9代続くサントネの名門ドメーヌです。
現在は、ドメーヌの名前になっているリュシアンの2人の息子、クロードとエルヴェで1992年からワイン造りを引き継いでいます。
2人は、それまでネゴシアンに売っていたワインを自家瓶詰めし、自分たちのラベルで売り出します。
生産量の約35%が輸出されていますが、大部分がフランス国内の個人顧客、飲食店へと行き先が決まっています。
栽培と醸造
高い熟度と強い抽出がもたらす濃厚さよりも、早くからおいしく飲めるバランスの良さを追及しています。
栽培はリュット・レゾネというが、実際はほぼビオロジックです。
ビオディナミの手法も取り入れており、ぶどうの自己免疫力を上げるために植物から作った調剤も用いています。
除草剤は使わず、定期的に土を掘り起こすなど、土の状態と周囲の環境に配慮し、また健全なブドウを得るために、区画ごとにどのような処置が必要かを常に計算して畑仕事に取り組んでいます。
食事と一緒に、若いヴィンテージからでも楽しんで頂ける生産者です。