ソムリエを取得した約25年前、ソムリエの集いでカミュ/シャンベルタン1999マグナムを飲んだ時、本当に美味しいジュヴレ・シャンベルタン!!と感じたのを今でも覚えています。
ブルゴーニュワインが濃く、強い味わいが増えている気がします。
気候や世情が変われど、自分のスタイルを変えない。
様々なブルゴーニュ赤ワイン飲んでこられたブルゴーニュラヴァーに飲んで頂きたい生産者です。
カミュ・ペール・エ・フィス / Camus Pere & Fils
50年間変わらないシンプル製法で、’’エレガント’’なジュヴレ・シャンベルタンを造り続ける名門ドメーヌ。
ジュヴレ・シャンベルタン村に住む歴史的な一族であり、1850年代からブドウ栽培が行われていました。
当初はワインを樽で大量に売買していたものの、1920年代には一部の瓶詰めを開始。
瓶詰め当初は瓶作りも工業化されておらず、職人が一本一本口で吹いて作っていたため、形が微妙に異なっていました。
その後、1960年には完全に瓶詰めされて市場に売り出されるようになりました。
黒に金色の字の豪華なエチケットが特徴的です。シンプルでクラシックな味わいを表現し続けるカミュ・ペール・エ・フィス。
現在の当主であるユベールは創始者ジョセフ・カミュの孫であり、ジョヴレ最大の地主のうちの一人でもあります。彼は1937年に生まれ、兵役を経て一家のドメーヌでの常勤に就きます。
その後80歳を超えても今も現役で頑張っています。
彼のその人柄や業績から、地元からの人望も厚く、功績が讃えられ、1990年にはレジオン・ドヌール勲章を授与されています。非常にシンプルな製法であり、発酵時の温度調節機の導入以外は基本的におよそ50年間変わっていません。
40年を超えるブドウの木から収穫されるブドウは、全て手摘みで行われ、皮や種ごと発酵用桶に入れられます。そういった収穫作業の後、完全に除梗された後に1週間から10日ほどの1次発酵に入り、ブドウの皮に含まれるアロマやタンニンなどを引き出します。
その後、ルモンタージュ・ピジャージュが毎日1日1回行われ、1920年製の昔ながらの圧搾機を用いてゆっくりとプレスされます。そうして圧搾されたワインは15~18ヶ月樽で熟成され、瓶詰めされます。
新樽の比率は平均で25%(グランクリュは50%)となっています。現在の濃くパワフルなジュヴレでは無く、エレガントで旨味の濃縮した変わらない味わいが特徴です。
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カミュは生産量のおよそ70%がドメーヌ元詰めを行い、残りをネゴシアンに販売しています。
- Vintage 2018
2018年は、暑く乾燥した夏、豊作なヴィンテージ
ここ数年の自然環境の変化で苦しんいましたが、2018年は冬の雨は多かったものの、乾燥した夏で、日照にも恵まれ、ぶどうは成熟し、甘味を感じるほど果実味とボリュームの大きなワインが出来ています。
ブルゴーニュ / Bourgogne
ワインランクは下でも、掘り出しワインの宝箱
ブルゴーニュ全体の広域畑(384の村)の為、ワインのランクはもっとも下になりますが、全体の53%の産出量あります。
著名生産者などの、格付けに値しない若木などから造られるぶどうもあるため、格付けや価格以上のワインがあることも。掘り出しワインの宝箱です。


