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ラルロ / l'Arlot
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2024年3つ星生産者。ビオディナミと個性が相乗する人気のドメーヌ。
ニュイ・サン・ジョルジュから2km南に位置するコート・ド・ニュイにあるドメーヌ・ド・ラルロ。
ドメーヌ建物の周りの約4.0haのぶどう畑のクロ・ド・ラルロから名付けられました。
“ラルロ”とはプレモー村とクロ・ド・ラルロの地下を流れる小さな川が語源です。ドメーヌ・ド・ラルロは2000年には有機栽培に切り替え、2003年にはビオディナミ農法へ転換しました。
除草剤などの化学的介入は避け、 耕作によって畑の微生物を活性化させる事が重要と考えています。
房は手で丁寧に摘み取られ、潰れないよう小箱で収穫され、実は2回厳格に選別されます。
ぶどうの到着から樽へのワインの流入まで、ポンプは使用せずすべて重力を利用します。
これによりぶどうの重要な性質が保持され、ワインの中の果実由来のキャラクターがより厳格に守られるのです。ドメーヌ・ド・ラルロでのワイン造りの基本的ルールは、人為的な介入を出来る限り少なくする事です。
高品質で凝縮された果実のお陰でワイン造りには手がかかりません。すなわち人の介入は極端に限られるのです。
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実際のところ、ラルロのぶどうは醸造の過程で手をかけなければかけないほど、テロワールが純粋に表現されることがわかっています。
- Vintage 2020
2020年は、最も早くに生育がはじまったヴィンテージ
冬が暖かく、自然にぶどう樹の発芽も早く確認されます。5月の霜の被害もあまり出ず、5月半ばから気温が上昇し夏になっても例年を超える暑さがより生育を早めていきます。白ワインは素晴らしいアロマ、赤ワインは濃縮感を感じられるヴィンテージです。
コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ / Cote de Nuits Villages
村名A.O.Cを持たない北と南の村のワイン
コート・ド・ニュイにある、北部のフィサンとブロション、南部のプレモー・プリセィとコンブランシアン、コルゴロワンの5つのコミューンで造ることができます。
フィサンのみA.O.Cフィサンと名乗るか選べますが、他の4つは自身の村名を名乗ることはできません。南は採石場が多く、北のコミューンの方が造られています。味わいも当然、北と南では全く違うワインになりす。