ヴィレ村とクレッセ村の間にあるカンテーヌ村に15世紀からテヴネ家が所有しているドメーヌです。
伝統的な手法で栽培・醸造に取り組み、完熟ブドウから驚くべき複雑味と余韻を持つワインを実現しています。
丘の少し高いところにある泥灰質土壌の区画からとれるブドウを使うため、貴腐化したブドウが含まれることがあります。
ワイン名は先代当主のエミール・ テヴネと現当主のジャン・テヴネの頭文字から。
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ボングラン / Bongran
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2025年2つ星生産者。親子で先祖代々の教えを継承する、数少ないマコンの生産者。
「先祖代々の教えを継承する。」
そんな一昔前の考えを貫く親子、ジャンと息子ゴーティエです。「マコネなのに3年熟成させてから出荷。マコネなのに貴腐ぶどうでワインを造る。MLFが終わってから再びアルコール発酵がはじまる。」
そんな明らかに周りの生産者とは違うワイン造りをしている変わり者の親子と言われています。また、昨今はビオを謳う生産者も多いですが、親子にとっては有機栽培は当たり前のことで、商業的にアピールしようという欲もありません。
すごいワインを造っても力みがなく、「ゆっくり飲めば説明しなくてもわかるよ」そんな思いがにじみ出ている生産者です。認証を取得していませんが、長年除草剤や化学肥料は一切使用せず、ビオロジック農法を実践。
2009年にようやくエコセールを取得しました。
除草剤を使わない代わりに、鋤を何度も入れることによって、土はふかふかに仕上がっています。出来るだけ長い時間をかけて発酵を好み、低温でアルコール発酵、細長いステンレスタンクか古い大樽で醸造。
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天然酵母で、マロラクティック発酵は3~4ヶ月行い、ステンレスタンクで熟成させます。
- Vintage 2018
2018年は、暑く乾燥した夏、豊作なヴィンテージ
ここ数年の自然環境の変化で苦しんいましたが、2018年は冬の雨は多かったものの、乾燥した夏で、日照にも恵まれ、ぶどうは成熟し、甘味を感じるほど果実味とボリュームの大きなワインが出来ています。
ヴィレ・クレッセ / Vire Clesse
2つの村から生まれる新しいシャルドネの産地
ヴィレとクレッセの2つの村を中心とした南北に広がる丘陵地に広がります。
A.O.Cマコン・ヴィラージュの中から独立したコミュナルで1999年2月26日から認められています。2018年4月26日から規定が厳しくなり、残糖4g/l~8g/l未満にはDemi-Sec、8g/l~18g/l以下にはLevourteとヴィレ・クレッセの後に表記することが定められています。
ルヴルーテは熟成期間が2年目の2月1日までは少なくても収穫から熟成させることが定められています。