「ル シャルルマーニュ」区画の1981年植樹のブドウ。
樽で発酵、14ヶ月間の樽(35%新樽)熟成の後、4ヶ月間ステンレスタンクで熟成。
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ジャン・シャルトロン / Jean Chartron
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2024年1つ星生産者。初代はピュリニー村の村長。幅広い産地でワインを産出するドメーヌ。
樽職人だった初代デュパール氏が1859年にスタートさせたドメーヌ。
デュパール氏はピュリニー村の村長も行い、村名を「ピュリニー」から「ピュリニー・モンラッシェ」に変更した人です。現当主は5代目、ジャン・ミッシェル氏。
以前は、ネゴシアン「シャルトロン・トレブシェ」を経営していましたが売却し、現在はドメーヌ業に専念しています。2006年にミッシェル氏は、6つのAOC、5ha分の畑を追加購入し、現在では16AOC、13haを所有しています。
大部分はビオロジック農法を導入しすべて手摘みで行われます。樽にもこだわり、白赤ともに有名な産地であるアリエ産とヴォージュ産のオーク樽材を使用。
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赤ワインは新樽率10~40%で、熟成は8~12ヶ月、白ワインは新樽率10~60%で、熟成は12~18ヶ月にもなります。
- Vintage 2022
2022年は、生産者に笑顔が戻ったヴィンテージ。
2022年も4月3日から数日発生した霜の被害は出たものの、前年や2016年のような壊滅的な被害は免れたようです。
全体的にも霜と病害で収穫量が激減した2021年よりは好転しました。
5月末に開花が始まり、平均気温が過去の月平均を3℃上回り天候が良好、日本と同じで、6月の猛烈な暑さで干ばつの恐れが懸念されています。
暑い夏は病害の発生はなく、8月中旬の雨がブドウの樹に潤いを耐えて、偉大な1959年に匹敵するとも言われています。
数年、量の少ない年が続いたこともあり、2022年は生産者みなに笑顔が戻った年に。
アロース・コルトン / Corton
3つの村にまたがるグラン・クリュの山がコルトン。
ラドワ・セリニ、アロース・コルトン、ペルナン・ヴェルジュレスの3つの村にまたがるグラン・クリュの山がコルトンです。
コート・ド・ボーヌ唯一の赤のグラン・クリュでもあり、周囲から独立した島のような丘で、東から南向きで赤ワイン、南から西側で白ワインが産出されます。栽培の歴史は古く、教会前の石垣で囲まれた“クロ・デュ・シャピートル”はコート・ド・―ルでもっとも古いクリマのひとつでもあります。
標高が250~330mの範囲にかけて、最大規模のグラン・クリュ畑が取り囲む地域です。土壌は村によって様々ですが、赤褐色で珪質石灰岩あるいはカリウムとリン酸を豊富に含む土壌です。