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アミオ・セルヴェル / Amiot Servelle
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2024年1つ星生産者。シャンボール・ミュジニー老舗ドメーヌ。豊かな果実味に繊細さ、上品さを重視したリッチさが魅力。
クリスチャン・アミオ氏は、モレ・サン・ドニのドメーヌ・ピエール・アミオ家三男で元測量技師です。
エリザベス婦人と結婚後にこのドメーヌに入り、1980年から養父のもとでワイン造りを始めました。1989年以前は夫婦でワインを造り、ドメーヌ・セルヴェル・タショーという名前でしたが、1990年からドメーヌ名もドメーヌ・アミオ・セルヴェルに変わります。
長女プリュンヌは2004年に醸造学校を卒業し、エノローグとして国内・海外のワイナリーを巡ってから、2011年ドメーヌに参加。
2016年にはプリュンヌにも長女が誕生します。長男アントワンは日本にも来日経験があり、2019年からシャンボール・ミュジニー村の栽培者組合の副理事長(父は1992年から2019年まで栽培者組合理事長)を務めており父同様に、産地の発展にも貢献しています。
ブドウは完熟したもののみを注意深く手摘みします。100%除梗。(梗が完熟した年は、一部除梗なし。)
醸造は、軽い低温浸漬の後、開放式ステンレス漕で完全な自然発酵、期間は最低でも15日間行われます。ルモンタージュとピジャージュの両方を行いポリフェノール等の成分を十分抽出します。
その後オーク樽で15~18ヶ月、アペラシオンによって10~75%新樽を使用し熟成。
ワインは無ろ過(ヴィンテージによっては軽い濾過後)で瓶詰めされます。
補糖を極限まで行わないため、アルコール度数は12~13度。「シャンボールの繊細さは、ぶどう自体に由来しないアルコールによって損なわれてしまう」との考えで比較的低めです。
マロラクティック発酵までには、バトナージュを行い、その後清澄して瓶詰めします。
2002年ヴィンテージからは100%自然発酵になりました。アミオ・セルヴェルのワインは、シャンボール・ミュジニィの特徴である、豊かな果実味と繊細さ、上品さを重視した造りに加えてリッチで甘みのあるたっぷりした味わいが特徴です。
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- Vintage 2019
2019年、9のつく年はグレートヴィンテージ?低温と高温な1年
温暖な冬で生育が早くなると思われたが、大雨や6月の気温の低下で開花と結実が遅れます。夏は暑く9月の水不足にも見舞われ、前年より収穫は減少しますが、綺麗で豊かな酸と、ピュアなアロマが特徴になる9のつく年ならではの質の良いビンテージになりました。
ブルゴーニュ・コート・ドール / Cote d'Or
黄金の丘(コート・ドール)で造られるワイン
コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌに位置する40ヶ所の村に対して2017年から認められたA.O.Cです。赤と白が認められています。