若木から造るプルミエ・クリュ。
他の1級が新樽50%に対し、シャンガンだけは1/3の新樽を充てる。
※インポーター資料抜粋。
カロリーヌ・モレ / Caroline Morey
シャサーニュ・モンラッシェの名家ジャン・マルク・モレの娘が自身の名を冠して手掛ける、ピュアなミネラルに満ちたワイン。
カロリーヌ・モレは、ジャン・マルク・モレの娘であり、マルク・コランの息子であるピエール・イヴ・コランの奥様。
別でドメーヌ・ピエール・イヴ・コラン・モレを運営していますが、今回父の畑を相続するにあたり、2014年からカロリーヌ・モレとしてワインを造りはじめています。ピエール・イヴ・コラン・モレで問題となった、熟成前の早期酸化を避けるために、熟成中のバトナージュを中止。
そして樽も伝統の228リットルの樽より大きな350リットルの樽を使うことことによって、より還元的な醸造を心がけています。カロリーヌ・モレも同じように造っています。
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若い内は閉じている香りと味わいですが、空気に触れさすことによって、余韻とピュアなミネラル感がしっかり感じられるワインを造っています。
- Vintage 2020
2020年は、最も早くに生育がはじまったヴィンテージ
冬が暖かく、自然にぶどう樹の発芽も早く確認されます。5月の霜の被害もあまり出ず、5月半ばから気温が上昇し夏になっても例年を超える暑さがより生育を早めていきます。白ワインは素晴らしいアロマ、赤ワインは濃縮感を感じられるヴィンテージです。
シャサーニュ・モンラッシェ / Cassagne Montrachet
白と赤、どちらも産出する銘醸地。
1879年に村名をシャサーニュ・ル・オーからシャサーニュ・モンラッシェ村に改名した村で、白ワインのイメージが強いですが、良質な赤ワインも産出する名産地です。
栽培面積も白ワインが約65%で赤ワインが35%と赤ワインが意外に多く、サントネイ村に抜ける県道113号の斜面下部は赤ワインに、斜面上部は白ワインに向いているなど言われています。ピュリニー・モンラッシェにまたがるグラン・クリュをあわせて3つあります。土壌は石灰岩で形成さえた母岩は、石灰質と粘土質、そして酸化鉄を豊富に含んだ泥土蓄積物で覆われています。
表土に散らばる小石は輻射熱の効果があり、水はけもより土壌になっています。