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メゾン・リケール / Maison Rijckaert
「ジュラとブルゴーニュ」2足のわらじをもつ生産者。
マコネ地区が注目されるようになった生産者のひとりが、ジャン・リケール氏です。
1998年に独立するまでは、メゾン・ヴェルジュを興した人物で、ミネラル感あふれる白ワインを造っていましたが、2003年に引退。
後継者がいなかった為、フローラン・ルーヴに売却します。ドメーヌ兼メゾンのリケールは、ブルゴーニュ地方マコネのレーヌ村とジュラ地方レ・プランシュ・プレ・アルボワ村に醸造所があります。
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ブルゴーニュに4haとジュラに6haの畑があり、ラベルの文字が緑色は自社畑のドメーヌもの、オレンジ色は購入したぶどうで造られるワインです。
- Vintage 2021
2021年は、自然の猛威に苦しんだ中の光あるヴィンテージ
ブルゴーニュ地方のぶどうへの病気等は想像以上に厳しい現実になりました。
暖冬で芽が出始め、4月前半の霜の被害、6月にあった大きな雹の嵐、夏の雨が多くミルデューが広がってしまい、9月の時点でこれほどぶどうの実がなっていないのは初めてとも言われ、ここ44年来の低収穫量になりました。ただ、この状況化で生き抜いたぶどうの品質はアロマ・糖度は申し分なく低収量ですが、最高のヴィンテージになるとの期待があります。
ブルゴーニュ / Bourgogne
ワインランクは下でも、掘り出しワインの宝箱
ブルゴーニュ全体の広域畑(384の村)の為、ワインのランクはもっとも下になりますが、全体の53%の産出量あります。
著名生産者などの、格付けに値しない若木などから造られるぶどうもあるため、格付けや価格以上のワインがあることも。掘り出しワインの宝箱です。