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レシュノー / Lecheneaut
若いうちから楽しめるスタイルでニュイ・サン・ジョルジュを拠点に、瞬く間に高評価を得た若手ドメーヌ。
1986年創業のまだ新しいドメーヌです。フィリップとヴァンサンのレシュノー兄弟が瞬く間に高評価を得て成長した若きドメーヌ。
父の残したわずか3haの畑を、およそ10ha、約18アペラシオンまで増やし、ニュイ・サン・ジョルジュを拠点に、様々な村に畑を点在させて拡大しています。ぶどう栽培はビオロジックですが、認証を得るつもりは無く、ビオディナミ的な調合物も使用しています。
醸造では、基本は100%除梗ですが、ヴィンテージやクリマによってはいくつか梗を残します。10~12℃の低温マセラシオンを4.5日継続し、自然にアルコール醗酵させ、合計3週間のキュヴェゾンを行います。
その後、約16ヶ月の樽熟成で、新樽率は村名で20~25%、プルミエ・クリュで40%、グラン・クリュで100%です。レシェノーのワインは果実味豊かで、若いうちから楽しめるのが人気の若き生産者です。
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- Vintage 2021
2021年は、自然の猛威に苦しんだ中の光あるヴィンテージ
ブルゴーニュ地方のぶどうへの病気等は想像以上に厳しい現実になりました。
暖冬で芽が出始め、4月前半の霜の被害、6月にあった大きな雹の嵐、夏の雨が多くミルデューが広がってしまい、9月の時点でこれほどぶどうの実がなっていないのは初めてとも言われ、ここ44年来の低収穫量になりました。ただ、この状況化で生き抜いたぶどうの品質はアロマ・糖度は申し分なく低収量ですが、最高のヴィンテージになるとの期待があります。
モレ・サン・ドニ / Morey Saint Denis
個性豊かな村に挟まれた小さな村。グラン・クリュが3割を占めた隠れた銘醸地。
南北に広がるコート・ド・ニュイ地区のほぼ中心に位置する村です。
中世から評価が高かった村ですが、2つの有名な村に挟まれ、原産地呼称制度が出来る前は、その2つの村名でワインが販売されていました。修道院や領主が発展させた畑が多く、当時の名前のクリマも残っています。栽培区域の標高は250~350mでグラン・クリュは県道の西側、東向き斜面の中腹に位置します。
小さな村ですが、グラン・クリュの栽培面積の割合が多く、プルミエ・クリュ畑はひとつひとつが小さいのが特徴です。土壌はジュラ紀中期の石灰岩、粘土石灰岩が広がり、村の下方の斜面は、泥灰岩が多くなります。