ヴォーヌ・ロマネの秀逸なプルミエクリュの一つで、エシェゾーとスーショの上に位置します。
石の多い石灰岩、マール(泥灰岩)、粘土。南から南東向き斜面。0.45ha。樹齢90-100年以上の古木。
70%以上除梗。土着酵母。4-8日コールドマセラシオンし、マセラシオンと発酵で2-3週間。
ルモンタージュ(ピジャージュは稀)。18か月樽熟成(50%新樽)。
ボリュームと厚みがあり、タンニンは他の味わいと完璧に調和している。
長期熟成に耐えれるワイン。
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ジョルジュ・ノエラ / Georges Noellat
これからのブルゴーニュを担う、注目の若手生産者の一人。
ヴォーヌ・ロマネのトップドメーヌ、ルロワやエマニュエル・ルジェなどにワインを供給してきたジョルジュ・ノエラ。
2010年より、18歳にて若手生産者を代表するマキシム・シュルランが、6代目当主になります。
祖母マリー・テレーズ・ノエラのあとを継いで醸造に取り組み、所有する全てのぶどうを自らのワインとして販売します。創設者の孫シャンパーニュ地方出身のマキシム・シュルラン。
実家もシャンパーニュを造っていますが、本人が選んだのは祖母のブルゴーニュでのワイン造りです。
学校を卒業すぐにドメーヌ・グロ・フレール・エ・スールで修行しています。※現6代目当主である創業者の孫マキシム・シュルラン本人の名前が入ったワインラベル【Maxime Cheurlin Noellat】は一部買付ブドウも入っているため、ネゴスワインになります。
樹齢40~80年と非常に古樹から生まれるぶどうは、濃縮感にあふれ、味わい深く、各テロワールの特徴をきれいに表現しています。
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リリース後は、数々のグランメゾンにてオンリストされ、各テロワールの特徴をよく表現したワインを造っています。
まだまだ目が話せない、今後のブルゴーニュを担う生産者のひとりです。
- Vintage 2020
2020年は、最も早くに生育がはじまったヴィンテージ
冬が暖かく、自然にぶどう樹の発芽も早く確認されます。5月の霜の被害もあまり出ず、5月半ばから気温が上昇し夏になっても例年を超える暑さがより生育を早めていきます。白ワインは素晴らしいアロマ、赤ワインは濃縮感を感じられるヴィンテージです。
ヴォーヌ・ロマネ / Vosne Romanne
世界最高峰の赤ワインが生み出される村
ヴォーヌ・ロマネ村とお隣のフラジェ・エシェゾー村を含む、8つのグラン・クリュはいずれも、世界最高峰のピノ・ノワールが生まれる、コート・ド・ニュイの赤ワインを代表する村です。
栽培区域は標高230~340mの斜面と一部集落のある平地に広がっています。
斜面は全体的に真東を向いていますが、村のほぼ中央から西から東に広がるコンクール背斜谷周辺では、北東向き(クロ・パラントゥー)、南東向き(オー・ブリュレ)などもあります。斜面は中腹では緩やかですが、南端部では比較的斜面が多きい場所もあります。
この村の中心には帯土壌は石灰岩が主体で、斜面上部は表面が薄く非常に小石や砂利が多くなります。
下部は石灰岩に泥灰岩層、平坦部では酸化鉄を多く含む粘土質で色も赤っぽく見える土壌です。他の村よりも粘土の含有が多く、リッチな味合いを生み出します。