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ジョルジュ・ノエラ / Georges Noellat
これからのブルゴーニュを担う、注目の若手生産者の一人。
ヴォーヌ・ロマネのトップドメーヌ、ルロワやエマニュエル・ルジェなどにワインを供給してきたジョルジュ・ノエラ。
2010年より、18歳にて若手生産者を代表するマキシム・シュルランが、6代目当主になります。
祖母マリー・テレーズ・ノエラのあとを継いで醸造に取り組み、所有する全てのぶどうを自らのワインとして販売します。創設者の孫シャンパーニュ地方出身のマキシム・シュルラン。
実家もシャンパーニュを造っていますが、本人が選んだのは祖母のブルゴーニュでのワイン造りです。
学校を卒業すぐにドメーヌ・グロ・フレール・エ・スールで修行しています。※現6代目当主である創業者の孫マキシム・シュルラン本人の名前が入ったワインラベル【Maxime Cheurlin Noellat】は一部買付ブドウも入っているため、ネゴスワインになります。
樹齢40~80年と非常に古樹から生まれるぶどうは、濃縮感にあふれ、味わい深く、各テロワールの特徴をきれいに表現しています。
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リリース後は、数々のグランメゾンにてオンリストされ、各テロワールの特徴をよく表現したワインを造っています。
まだまだ目が話せない、今後のブルゴーニュを担う生産者のひとりです。
- Vintage 2013
2013年は、昨年に続き天候に悩まされた生産者の年
毎年のように悩まされる雹や雨などの被害。この年も被害が続き、春の湿度で生育が遅くなりいいスタートがきれなかった年です。収量を減らし、より良いぶどうを選果した生産者の努力で、厳しい年でしたが高品質のワインが出来た年でもあります。
ジュヴレ・シャンベルタン / Gevery Chambertin
9つのグラン・クリュを擁する、力強い男性的なワインを生み出すブルゴーニュワインの王様
コート・ド・ニュイ地区で最大の面積を持ち、最も多く9つのグラン・クリュがある代表的な村です。
ニュイ地区でヴォーヌ・ロマネ村と人気を二分する村。芳醇で力強く男性的なワインとして有名です。集落の背後にある背斜谷を境に北部・扇状地・南部に分かれます。
北部にはクロ・サン・ジャックなど代表するプルミエ・クリュが多く、扇状地にはコミュナルが中心、南部には9つの全グラン・クリュが生産されています。
グラン・クリュは標高約260~300mの東向きの斜面に並んでいます。土壌は区画によって異なりますが、グラン・クリュは茶色い土壌に泥土や砂利質の蓄積物で斜面は粘土石灰質。プルミエ・クリュは茶色い石灰質、コミュナルは茶色のカルシウム質と石灰岩の土壌に斜面から崩れ落ちた蓄積物や平野部の赤い泥土に覆われた泥灰岩で、この小石が多い土壌はワインにエレガンスを与え、粘土と貝の化石を多く含む泥灰岩が、ワインにボディを与えてくれます。
ぶどうはピノ・ノワールのみ使用可能で、北に位置するブロション村の一部が含まれます。