たった0.2haのシャサーニュ・モンラッシェ1級モルジョ内のアプリコットの木をブドウに植え替えたため、現時点ではAOCを名乗れないワインです。
1989年植樹のヴィエイユ・ヴィーニュ。
新樽率最大20%。
濾過なし。
ワイン名は、畑の頭文字をラベルに記載しています。
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ヴィーニュ・コント・ド・シャペル / Vigne Comte de Chapelle
ジャン・マリー・フーリエの新たな挑戦、コート・ド・ボーヌのフーリエワイン。
ドメーヌとしてもジャン・マリー(ネゴシアン)としても人気の高い生産者。
高齢であるピエール・イヴ・マッソン氏の後継者不在の為、新プロジェクトとして、コート・ド・ボーヌの7.5haの畑を手に入れます。
栽培から醸造、瓶詰めまで一貫してドメーヌ・フーリエが行いますが、
リリースはジャン・マリー・フーリエとしてヴィーニュ・コント・ド・シャペルはネックラベルに記載して販売します。
初ヴィンテージとなる2022年は、各テロワールを尊重した醸造を慎重に行います。
特に今まで経験の無いコート・ド・ボーヌの赤ワインは、コート・ド・ニュイより果実味が全面に出やすいという考察。
抑えめな醸造を心がけてフレッシュさとエレガントさを大切にしてます。
白は、長年ドメーヌ・フーリエで手掛ける隠れ人気アイテムのブルゴーニュ・ブランと同様に、しっかりした完熟した果実味を重視。
最近の流行りである早摘みで時には多めのSO2に由来する引き締まったスタイルではなく、しっかりとした厚みのある古典的スタイルを貫いてます。
バトナージュは最初の1ヶ月のみ行います。収穫したブドウは、ジュヴレ・シャンベルタン村にあるドメーヌ・フーリエへ運ばれます。
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赤白別々に分けたセラーにてドメーヌ・フーリエと同じ流儀で醸造。
赤は最大20%全房発酵、樽熟成。(新樽率は20%まで)
瓶詰めにフィルタリングは行いません。
- Vintage 2022
2022年は、生産者に笑顔が戻ったヴィンテージ。
2022年も4月3日から数日発生した霜の被害は出たものの、前年や2016年のような壊滅的な被害は免れたようです。
全体的にも霜と病害で収穫量が激減した2021年よりは好転しました。
5月末に開花が始まり、平均気温が過去の月平均を3℃上回り天候が良好、日本と同じで、6月の猛烈な暑さで干ばつの恐れが懸念されています。
暑い夏は病害の発生はなく、8月中旬の雨がブドウの樹に潤いを耐えて、偉大な1959年に匹敵するとも言われています。
数年、量の少ない年が続いたこともあり、2022年は生産者みなに笑顔が戻った年に。
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