ジュヴレ・シャンベルタンで造られるACブルゴーニュ
ジュヴレ・シャンベルタン村内の区画“プレッソニエール”産の平均樹齢50年のブドウを使用します。
この区画は、半分が村名ワインで、半分がACブルゴーニュの区画になります。醸造は他のワインと同様に足でピジャージュを行い、新樽率は20%、極力機械を使わない伝統的な造りです。
マルク・ロワ / Marc Roy
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2024年1つ星生産者。新悦女性醸造家が手掛ける、稀代のジュヴレ・シャンベルタン。
ジュヴレ・シャンベルタン村で4世代続く、家族経営の小規模ドメーヌです。
3代目マルク・ロワより元詰めをスタートさせました。
現4代目当主アレクサンドリーはマルクの一人娘であり、ボーヌの醸造学校を卒業後、オーストラリアやニュージーランド、南仏などで経験を積み2003年よりドメーヌを任されます。栽培面積は4ha、総生産量は約2万本のみ。
4代目から世界進出し、フランス国内でも高い評価を受けています。
現在は、オレゴンのフェルプス・クリークでも醸造を手掛けており、1年に2回もワインを造っています。小規模生産者だからできる、細部までこだわったワイン造り。
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「ワインのできは80%は畑で決まる」と惜しみない労力を畑作業に注ぎ込み、ブドウの衛生状態には特に気を配ります。
徹底した選別で低収量に抑えることで、きれいに成熟したバランスの良いブドウが収穫できます。
選果後も常温にて4~5日寝かせ、自然酵母による発酵と、足でピジャージュ。
機械は極力使わない伝統的な造り。
女性ならではのきめ細やかな感性で、伝統とモダンを融合させた新時代のブルゴーニュワインを造ります。
- Vintage 2021
2021年は、自然の猛威に苦しんだ中の光あるヴィンテージ
ブルゴーニュ地方のぶどうへの病気等は想像以上に厳しい現実になりました。
暖冬で芽が出始め、4月前半の霜の被害、6月にあった大きな雹の嵐、夏の雨が多くミルデューが広がってしまい、9月の時点でこれほどぶどうの実がなっていないのは初めてとも言われ、ここ44年来の低収穫量になりました。ただ、この状況化で生き抜いたぶどうの品質はアロマ・糖度は申し分なく低収量ですが、最高のヴィンテージになるとの期待があります。
ブルゴーニュ / Bourgogne
ワインランクは下でも、掘り出しワインの宝箱
ブルゴーニュ全体の広域畑(384の村)の為、ワインのランクはもっとも下になりますが、全体の53%の産出量あります。
著名生産者などの、格付けに値しない若木などから造られるぶどうもあるため、格付けや価格以上のワインがあることも。掘り出しワインの宝箱です。