ペルナン・ヴェルジュレスに入る南向きの「En Charlemagne」の斜面中腹部という最上の区画から造られます。
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セガン・マニュエル / Seguin Manuel
1824年ネゴシアン設立の老舗メゾン。
1720年に創立したドメーヌで 1824年にネゴシアン部門を開設した老舗中の老舗です。
サヴィニー村においては、著名ドメーヌもうらやむ各畑のベストの位置にある区画を所有しており、7代目のピエール・セガン氏の造るワインは、「ブルゴーニュの隠れた逸品」と、フランスのワイン愛好家から非常に高く評価されていました。
跡継ぎ問題でドメーヌの存在が危ぶまれましたが、2004年にボーヌで10世代続く名門シャンソン家のご子息ティボー・マリオン氏の所有になります。ワイン造りにおいては、ソーティングテーブルを使いぶどうの選果を行い、温度コントロールの効く大樽での発酵と樽熟成、必要最低限のフィルターがけなど、細部にわたって管理し、適度に抽出し過ぎないブルゴーニュらしい上品なワインを造っています。
フラグシップワインはサヴィニー・レ・ボーヌ・プルミエ・クリュ・ラヴィエール・ルージュで、ベストな区画とサヴィニー・レ・ボーヌらしい木苺のチャーミングなアロマとミネラルのニュアンスが見事な食事とあわせて頂きたい看板ワインです。
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また、コート・ド・ニュイのジュヴレ・シャンベルタンからマコン地区のヴィレ・クレッセまで様々なワインを造っています。
- Vintage 2020
2020年は、最も早くに生育がはじまったヴィンテージ
冬が暖かく、自然にぶどう樹の発芽も早く確認されます。5月の霜の被害もあまり出ず、5月半ばから気温が上昇し夏になっても例年を超える暑さがより生育を早めていきます。白ワインは素晴らしいアロマ、赤ワインは濃縮感を感じられるヴィンテージです。
アロース・コルトン / Corton
3つの村にまたがるグラン・クリュの山がコルトン。
ラドワ・セリニ、アロース・コルトン、ペルナン・ヴェルジュレスの3つの村にまたがるグラン・クリュの山がコルトンです。
コート・ド・ボーヌ唯一の赤のグラン・クリュでもあり、周囲から独立した島のような丘で、東から南向きで赤ワイン、南から西側で白ワインが産出されます。栽培の歴史は古く、教会前の石垣で囲まれた“クロ・デュ・シャピートル”はコート・ド・―ルでもっとも古いクリマのひとつでもあります。
標高が250~330mの範囲にかけて、最大規模のグラン・クリュ畑が取り囲む地域です。土壌は村によって様々ですが、赤褐色で珪質石灰岩あるいはカリウムとリン酸を豊富に含む土壌です。