平均樹齢60年の超ヴィエイユ・ヴィーニュ。
香り高く、斜面上部の土壌からくるミネラルとフィネスが特徴的。
フレンチオークで14-18ヶ月熟成(新樽率20%)。
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シプリアン・アルロー(エ・アルロー) / Cyprien Arlaud
天才醸造家と言われるアルローのネゴシアンワイン。
モレ・サン・ドニ村NO.1とも言われる醸造家「シプリアン・アルロー」が農業協同型ネゴシアンと言うスタイルではじめた、ドメーヌものと一切変わらない最高品質を造るネゴシアンです。
買いぶどうで醸造を行う通常のネゴシアンでは無く、畑をもつ栽培家と共に、シプリアン氏も一緒に畑作業を行う方法で、自然栽培と古樹から優れた醸造のノウハウを教えながら造っています。
&Arlaudの「&」には「共に」の思いが込められています。ノウハウや哲学、成功への喜びを分かち合い、農家へ還元したいという思いからネゴシアンという立場で行っています。
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2019年より&から本人の名前シプリアンに変更しています。
- Vintage 2021
2021年は、自然の猛威に苦しんだ中の光あるヴィンテージ
ブルゴーニュ地方のぶどうへの病気等は想像以上に厳しい現実になりました。
暖冬で芽が出始め、4月前半の霜の被害、6月にあった大きな雹の嵐、夏の雨が多くミルデューが広がってしまい、9月の時点でこれほどぶどうの実がなっていないのは初めてとも言われ、ここ44年来の低収穫量になりました。ただ、この状況化で生き抜いたぶどうの品質はアロマ・糖度は申し分なく低収量ですが、最高のヴィンテージになるとの期待があります。
ヴォーヌ・ロマネ / Vosne Romanne
世界最高峰の赤ワインが生み出される村
ヴォーヌ・ロマネ村とお隣のフラジェ・エシェゾー村を含む、8つのグラン・クリュはいずれも、世界最高峰のピノ・ノワールが生まれる、コート・ド・ニュイの赤ワインを代表する村です。
栽培区域は標高230~340mの斜面と一部集落のある平地に広がっています。
斜面は全体的に真東を向いていますが、村のほぼ中央から西から東に広がるコンクール背斜谷周辺では、北東向き(クロ・パラントゥー)、南東向き(オー・ブリュレ)などもあります。斜面は中腹では緩やかですが、南端部では比較的斜面が多きい場所もあります。
この村の中心には帯土壌は石灰岩が主体で、斜面上部は表面が薄く非常に小石や砂利が多くなります。
下部は石灰岩に泥灰岩層、平坦部では酸化鉄を多く含む粘土質で色も赤っぽく見える土壌です。他の村よりも粘土の含有が多く、リッチな味合いを生み出します。