熟成に耐えられるフレッシュ&エレガントワイン
リュリー北側、最もリュリー1級畑で有名なクロ・サン・ジャックの真下に位置する村名クラスとも言えるレ・サン・ジャックで造られるブドウを使用。
香りも味わいもデリケートで、ミネラルとエレガントなアロマが特徴です。樽醗酵と熟成で10年は熟成に耐えれるワインです。
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ジャン・フィリップ・フィシェ / Jean Philippe Fichet
コシュ・デュリの甥であり、ムルソーを継承する次世代スター生産者。
コシュ・デュリと同じムルソーに本拠地をおく、次世代ムルソーを牽引する生産者です。
21歳と言う若さで3代目になります。
ネゴシアンへと移行する父と意見が違い、自身でドメーヌを行うが、ワイン造りは父から教わった伝統的なスタイルを継承しています。新しい醸造所を2000年に造り、更なる品質向上に努めるています。
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シュール・リー状態で長期間熟成させ、厚みのある酒質にミネラルや酸が綺麗出るスタイル。
コシュ・デュリと同じような、ムルソーのテロワールをきっちりと表現しています。
- Vintage 2021
2021年は、自然の猛威に苦しんだ中の光あるヴィンテージ
ブルゴーニュ地方のぶどうへの病気等は想像以上に厳しい現実になりました。
暖冬で芽が出始め、4月前半の霜の被害、6月にあった大きな雹の嵐、夏の雨が多くミルデューが広がってしまい、9月の時点でこれほどぶどうの実がなっていないのは初めてとも言われ、ここ44年来の低収穫量になりました。ただ、この状況化で生き抜いたぶどうの品質はアロマ・糖度は申し分なく低収量ですが、最高のヴィンテージになるとの期待があります。
リュリー / Rylly
赤白とも、フレッシュで華やかなワインとスパークリングを産出するアペラシオン。
丘陵地斜面にて栽培しており、スティルワインはもちろん、クレマン・ド・ブルゴーニュの誕生の地として多くのスパークリングワインが生産されています。
生産量は赤1に対し白2の割合で、白は軽くフレッシュなワインが多いため、比較的早く飲まれます。赤もライトなワインが多く、香りが華やかなのが特徴であり、そのフレッシュ感を楽しむのが望ましいと言われています。多く白・赤のプルミエ・クリュが存在します。