ムルソー村内の区画から造られる赤ワイン。
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ラモネ / Ramonet
世界に知れるブルゴーニュ白ワインのトップ生産者。
1920年代前半に、ピエール・ラモネ氏によって設立されたドメーヌです。
ピエール氏が最初に購入したのは1.5haのシャサーニュ1級レ・リュショットで、現在では誰もが認めるトップ・ドメーヌ原点はここから始まりました。ドメーヌ設立から元詰を開始し、その直後にアメリカ市場に紹介されたことが、世界最高の白ワイン生産者の1人として今日の名声を獲得するきっかけになりました。
醸造自体は意外にもシンプルです。
このドメーヌの名声を支えてきたのは、紛れもなく畑での細やかな作業によって産み出される葡萄の質の高さです。葡萄樹の生体バランスを失い、樹の寿命を早めるとして夏の摘房を避け、春先の摘芽、摘穂を5~8芽だけ残すように厳しく行ないます。
雹や霜の被害にあって収量が激減しても「その時は仕方ない」と考えるのは、収量よりも、品質を最優先としている証でもあります。このドメーヌでは、ブルゴーニュにありがちな「お家騒動」を避け、また、婚姻や相続などによって畑が分割されてゆくのを防ぐために、ブルゴーニュではいち早く親族で会社組織を取り入れました。
赤白問わず、シャサーニュ・モンラッシェのトップ・ドメーヌです。
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- Vintage 2021
2021年は、自然の猛威に苦しんだ中の光あるヴィンテージ
ブルゴーニュ地方のぶどうへの病気等は想像以上に厳しい現実になりました。
暖冬で芽が出始め、4月前半の霜の被害、6月にあった大きな雹の嵐、夏の雨が多くミルデューが広がってしまい、9月の時点でこれほどぶどうの実がなっていないのは初めてとも言われ、ここ44年来の低収穫量になりました。ただ、この状況化で生き抜いたぶどうの品質はアロマ・糖度は申し分なく低収量ですが、最高のヴィンテージになるとの期待があります。
コトー・ブルギニヨン / Coteaux Bourguignons
様々な品種が使われるブルゴーニュ・ブレンドワイン
2011年11月から、ブルゴーニュ・グラン・オルディネールから名称変更になったアペラシオンで、赤・白・ロゼが認められています。
ブルゴーニュ全域のA.O.Cで、ACブルゴーニュよりぶどう品種も様々で、最低アルコール度数も通常より低く、非常に低価格で飲みやすいワインが多くあります。北のシャブリ・グラン・オーセロワから南のボージョレまですべての生産地域のぶどうを使用することが出来ます。
赤ワインにはガメイ種、ピノ・ノワール種はもちろん、シャブリのあるヨンヌ県のみセザール種も認められ、白ワインではアリゴテ種、シャルドネ種、ピノ・ブラン種、ピノ・グリ種、ムロン・ド・ブルゴーニュ種が使われます。