ジョルジュ・ミュニュレ・ジブールを中心に2022年ニュイ・サン・ジョルジュ1級ワイン3本セット内容
ジョルジュ・ミュニュレ・ジブール / ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ レ・シェニョ2022 ×1本
オレリアン・ヴェルデ / ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ レ・ダモード2022年 ×1本
ラルロ / ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ クロ・ド・ラルロ ブラン モノポール2022年 ×1本
ジョルジュ・ミュニュレ・ジブール / Mugnerret Gibourg
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2024年2つ星生産者。父から引き継いだ畑を娘2人が再出発させたドメーヌ。
ミュニュレ・ジブールとジュルジュ・ミュニュレがひとつにまとまり、2009年ヴィンテージからジョルジュ・ミュニュレ・ジブールとして再出発しました。
1988年、父ジョルジュ・ミュニュレの没後、ディジョンで薬剤師をしていた娘マリー・クリスティーヌがドメーヌに戻り、そして大学で醸造学を学んでいたマリー・アンドレも加わって1992年から姉妹で経営しています。
現在はマりー・クリスティーヌが主に栽培を担当し、マリー・アンドレが主に醸造を担当しています。
ぶどうは収穫後、選果台で厳しく選別されて、100%除梗。4~5日の低温マセレーションの後、アルコール発酵します。
必要以上の抽出は望まないのが姉妹のポリシーで、14~20日のキュヴェゾンの後、樽詰めします。
新樽比率は村名で30%、プルミエ・クリュで40~45%、グラン・クリュで70%、樽熟成期間は18ヶ月。姉妹で造るワインは非常にエレガントなワインで、香りから楽しみたいワインです。
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ニュイ・サン・ジョルジュを拠点に、父から息子に引き継がれた自然栽培をさらに進化させる実力派。
1604年からニュイ・サン・ジョルジュ村より西へ10km、山道の奥にあるアルスナン村に住むヴェルデ家。
父アラン・ヴェルデが1971年からビオロジック栽培をスタートさせ、ブルゴーニュの中でも自然栽培の先駆者として知られています。現当主のオレリアンもモーターバイクの選手をしていましたが、22歳でワインの道に入り、父以上にビオディナミ農法を学び、自然志向を深めています。
今では、「私より強い自然志向」と父アランも太鼓判を押す栽培家に成長しました。
2004年には父が引退し、畑と醸造所が受け渡されています。オレリアン氏はデビュー以来、若手の中でも実力派として評価され、2008年には幸運にもヴォーヌ・ロマネの畑も引継ぎます。
衛生状態を保つ為、醸造所を新装し、温度管理付きステンレスタンクを導入など、投資とぶどうへの細かい作業にて、品質と価格が見合ったワインを造るべきだと考えています。
生産者ページはこちらラルロ / l'Arlot
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2024年3つ星生産者。ビオディナミと個性が相乗する人気のドメーヌ。
ニュイ・サン・ジョルジュから2km南に位置するコート・ド・ニュイにあるドメーヌ・ド・ラルロ。
ドメーヌ建物の周りの約4.0haのぶどう畑のクロ・ド・ラルロから名付けられました。
“ラルロ”とはプレモー村とクロ・ド・ラルロの地下を流れる小さな川が語源です。ドメーヌ・ド・ラルロは2000年には有機栽培に切り替え、2003年にはビオディナミ農法へ転換しました。
除草剤などの化学的介入は避け、 耕作によって畑の微生物を活性化させる事が重要と考えています。
房は手で丁寧に摘み取られ、潰れないよう小箱で収穫され、実は2回厳格に選別されます。
ぶどうの到着から樽へのワインの流入まで、ポンプは使用せずすべて重力を利用します。
これによりぶどうの重要な性質が保持され、ワインの中の果実由来のキャラクターがより厳格に守られるのです。ドメーヌ・ド・ラルロでのワイン造りの基本的ルールは、人為的な介入を出来る限り少なくする事です。
高品質で凝縮された果実のお陰でワイン造りには手がかかりません。すなわち人の介入は極端に限られるのです。
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実際のところ、ラルロのぶどうは醸造の過程で手をかけなければかけないほど、テロワールが純粋に表現されることがわかっています。
2022年は、生産者に笑顔が戻ったヴィンテージ。
2022年も4月3日から数日発生した霜の被害は出たものの、前年や2016年のような壊滅的な被害は免れたようです。
全体的にも霜と病害で収穫量が激減した2021年よりは好転しました。
5月末に開花が始まり、平均気温が過去の月平均を3℃上回り天候が良好、日本と同じで、6月の猛烈な暑さで干ばつの恐れが懸念されています。
暑い夏は病害の発生はなく、8月中旬の雨がブドウの樹に潤いを耐えて、偉大な1959年に匹敵するとも言われています。
ニュイ・サン・ジョルジュ / Nuits Saint Georges
コート・ド・ニュイ地区の最大の街.
コート・ド・ニュイ最大の街で、大手メゾン本社も多く、ブルゴーニュ・ワインの経済的中心の地です。
南北5kmと細長く、中心部の背後にあるムザン谷を境にタイプが別れます。
北側ニュイ・サン・ジョルジュ村は斜面が東かやや北を向いており、小石の多い石灰質土壌で斜面は険しく、ワインはエレガントに仕上がります。
南のプレモー・プリセ村は南東の斜面で、粘土石灰質土壌の混じった泥灰質が北部より多くなりタンニンの強いワインが生まれます。
他の村と違い、集落のある扇状地部分に畑は無く町が密集しています。生産量に対して2%ほど白ワインも南のプレモー・プリセ寄りで生産されています