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ソムリエ伝授、ワイン抜栓とポイント

スマートに取りたいキャップシールのコツ

まずは、キャップシールを剥がす作業。
ナイフをボトルに当てて、手首を廻してカットします。
当てる位置は、瓶口下の膨らんでいる下側に当てるとやりやすいです。
ナイフも、少し上向きでボトルに当てて廻すと、歪まずカットできます。

スマートなカットを目指すなら2回で!できたらソムリエ級です☆☆☆

ポイントとしては、苦手な方からカットすることです。
私は右利きですので、1回目はボトルの左側にナイフを当てて先にカットします。
1回目のカット具合で、廻しやすい右側のカットする位置、長さを調節出来るからです。
空いてる手で、ボトルをしっかり抑えましょう。

切れたと思ったら、キャップが剥がれやすいように縦にナイフを入れて取ります。

【ポイント】少しナイフを上向きにして、苦手な方からカッティング。              縦割りすると切れに剥がせます。

慎重かつ真っ直ぐにがポイント

コルク面をキレイなタオルで拭いたら、スクリューの先をコルクの真ん中に刺して、一気に一回転。
ポイントは、手を離してもボトルに対して、まっすぐナイフが立つのが理想です。

あとはスクリューを入れていき、まっすぐ引き上げます。

まっすぐ入れ込みます。                      手を離してもまっすぐ立つのが理想。

1/3引き上げたら、スクリューをもう一回転入れて再度引き上げるやり方もありますし、はじめから一気に引き上げる方法あります。
女性の方や、コルクの長いワインの場合は2回に分けたほうが抜栓しやすいかと思います。

コルクが抜けたら、コルクの香りを確認し問題なければ、キレイなタオルで瓶口を拭きます。

抜栓は、低めの安定したテーブルでする方がいいと思います。
※今回、動画撮影のため、高い位置で抜栓をしており、ちょっと抜きにそうに見えますが、、
是非、ソムリエ目指して参考にしてみてください。

テコの原理でまっすぐ引き上げる。                 瓶口をキレイに拭きます。
顔写真

シニアソムリエ 吉間 崇行

JSA認定シニアソムリエ
HRS認定1級レストランサービス技能士
HRSテーブルマナー認定講師(西洋)
元ホテル阪急インターナショナル スペシャリティレストラン 「マルメゾン」マネージャー
2016年に地元神戸にてレストラン エスピスをオープン。マネージャー兼ソムリエとして勤務。現在に至る。