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知らなきゃ損!シニアソムリエ直伝、ワイングラスの正しい持ち方からスマートな乾杯のコツまで徹底解説。

知らなきゃ損!シニアソムリエ直伝、ワイングラスの正しい持ち方からスマートな乾杯のコツまで徹底解説。

コラム | 2022年8月26日 | ワインソムリエ吉間

ワインを飲むと必ず脚の長いグラスで飲む機会が増えます。
気軽に友人と飲む時、大切なイベント時(結婚式やお祝い時)、ここぞと言う時に飲むワインなど、
シチュエーションは様々です。コップ、タンブラーと違いワイングラスは持ち方ひとつで味わいや香り、その人の印象を変えます。
少し知っておくと違いますよ。

かっこいいグラスの持ち方

ワイングラスは、大きく4つに分かれます。
口が当たるグラスの縁を“リム”
ワインが入る場所が“ボウル”
脚と言われる細い部分が“ステム”
机と接する部分が“プレート”と呼ばれています。
ワイングラスは多くは脚付きです。その際は出来るだけステムの下側(脚の真ん中より下)を3本指(親指、人差し指、中指)で持って下さい。
これだけでちょっと気取っているように、ワイン知ってるよ!感が出ます。が、小指を立てないように注意して下さいね。

写真の持ち方は、1人飲み、アットホームな時はOK。体温がワインに伝わるので、出来れば細い脚の部分を持ちましょう。

きれいに持てたら、まずは香りから

ヨーロッパの方々は、料理は香りから入り楽しみます。ワインも同じでまず香りから楽しみます。
少しグラスを顔に近づけゆっくり香ります。 空気に触れさすと香りが広がるので、ゆっくりグラスを廻します。グラスは右手で持っている場合は左廻りです。
体の内側にほんの少しグラスを傾けて廻します。逆に廻すと、グラスのワインがこぼれて飛んだ際、遠心力で同席者側にワインが飛んでいくからです。
飛んでも自分にかかるように左廻り(内側)にしましょう。 ワイングラスをずっとぐるぐる廻す方がいますが、廻し過ぎると香りが無くなってしまい、
自らワインを美味しくないようにしてますので、廻し過ぎには注意して下さい。

ワインは、まずは香りから。

乾杯は大人しめに。

乾杯の際は、グラスを胸の前から少し上げて、グラスを重なり合わさずに相手の目をみて発声します。
繊細なグラスなら当ててしまうと割れる恐れがあります。
仲のいい方となら軽く当てる程度で
ビールジョッキの時は、お任せします。
昔の映画に“君の瞳に乾杯”との名台詞がありました。日本で1946年公開のカサブランカと言う映画の中でのセリフです。
リック(ハンフリー・ボガート)がイルザ・ラント(イングリッド・バーグマン)に向けてのセリフでシャンパーニュのG.H.マムが使用されました。
あんな男性に言われたら恋に落ちるのかも?しれませんが、
是非乾杯の際は、シャンパーニュグラスでもワイングラスでも、にっこり笑顔で見つめあってグラスを当てずに。
素敵な時間が流れますように、、、

楽しくスタート!
エヴィダンス・バイ・LVHB / クレマン・ド・ブルゴーニュ ブラン・ド・ブラン
(N.V. 750ml)
シャルドネ100%のブルゴーニュのスパークリングワインで乾杯
顔写真

シニアソムリエ 吉間 崇行

JSA認定シニアソムリエ
HRS認定1級レストランサービス技能士
HRSテーブルマナー認定講師(西洋)
元ホテル阪急インターナショナル スペシャリティレストラン 「マルメゾン」マネージャー
2016年に地元神戸にてレストラン エスピスをオープン。マネージャー兼ソムリエとして勤務。現在に至る。