アントワーヌ・ジョバール / Antoine Jobard

ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2024年2つ星生産者。凛としたミネラルから生まれるエレガントなムルソーの造り手。

ドメーヌの歴史

ふくよかで若いうちから楽しめるムルソーが多くなった最近の中で、ミネラル・エレガントさが際立つムルソーがこちらのドメーヌです。

父から息子アントワーヌの時代に変わり、長熟という父のポリシーを尊重しつつも、果実味を充実させ早くからでも楽しめるワインへと少しずつ変わってきています。
ドメーヌ名も2002年にはフランソワ・エ・アントワーヌ・ジョバール、そして2007年以降はアントワーヌ・ジョバールへと変わりました。
開くのに何年もかかったフランソワ時代と比べれば、はるかに寛容になったとはいえ、アントワーヌ・ジョバールのムルソーは際立つミネラルに緊張感がともなうエレガントなスタイルとなっています。

栽培と醸造

所有する6haの畑ではすべてシャルドネを栽培。
承認は得ていませんが、事実上ビオロジックであり、科学合成された物質は一切使用していません。

小樽発酵で新樽率は15％ほどです。
樽熟成は18ヶ月ですが、年によっては2年近く寝かせるときもあり、先代の教えも継続しています。