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デュジャック / Dujac

ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2024年2つ星生産者。今や稀少生産者のひとつ。進化し続けるモレ・サン・ドニを代表する大ドメーヌ。

ドメーヌの歴史

モレ・サン・ドニと言えば“デュジャック”が必ず出てくる生産者ですが、その歴史はまだ半世紀あまり。
創設者のベルギー出身ジャック・セイスは、設立前に2年ほどブルゴーニュで過ごし、
ジェラール・ポテルの元、ドメーヌ・プス・ドールでワイン造りを学びました。

その間に、DRCのオベール・ド・ヴィレーヌやアルマン・ルソーのシャルル・ルソーたちと親交を深め、
1968年に4.5haの畑を買取、自らの名前ジャックをもじって、ドメーヌをスタートさせます。

現在、息子のジュレミーとアレックがそれぞれ醸造と販売を担当し、実質ドメーヌを引き継いでいます。
2000年に息子ジュレミーが父のサポートのもとで、ネゴシアンビジネスをスタート。
“デュジャク・フィス・エ・ペール” フェス・エ・ペールは子父の意味。
通常逆のペール・エ・フィスが多いが、デュジャックのネゴシアン業は息子が中心の為、逆になっています。

栽培と醸造

2005年にヴォルネイのドメーヌ・ド・モンティーユと共同でトマ・モワイヤールを買収。
さらにシャンベルタンやロマネ・サン・ヴィヴァンなどが増えて、グラン・クリュだけで7つ持っています。
ボンヌ・マールやヴォーヌ・ロマネ1級のボーモンは面積を増やしつつ、最高峰の1級マルコンソールも新たに1.57haという
広い面積も所有しています。

栽培では1987年からリュット・レゾネをとり、2001年からは徐々にビオロジックへと移行。現在はビオディナミ農法を大半の畑で採用している。

コート・ド・ニュイでは珍しい白ワインの造り手でもあり、モレ・サン・ドニ・ブランや1級モン・リュイザンも2000年からリリースしています。
ジャック時代は、完全無除梗による全房醸造で、梗が色素を吸収するため比較的淡い色合いでしたが、
ジュレミーになってからはヴィンテージによって除梗率を柔軟に変更し、以前より色合いはしっかり、香りと果実味はそのまま充実したワインが生まれています。