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ニコラ・ラマルシェ / Nicole Lamarche

娘に引き継がれた、古き良き家族経営のドメーヌ。

ドメーヌの歴史

ラマルシュ家のルーツは1740年のヴォーヌ・ロマネ村に端を発します。
そして19世紀の後半から規模を拡大していきました。
20世紀の初めに樽職人であったアンリ・ラマルシェとシャンボール・ミュジニー出身のマリー・グリヴレ氏が結婚しドメーヌが設立され、この当時から自社元詰めもすでに行っています。

そして息子のアンリ・ラマルシュ(父と同名)が当主になり、1933年に偉大なグランド・リュ(モノポール)を単独所有します。
この当時、グランド・リュは一級格付けでしたが、1992年に特級へと昇格を果たしました。

1983年にフランソワ・ラマルシュが引き継ぎましたが、2013年に不慮の事故で亡くなり、2003年から参画していた、娘ニコル・ラマルシェが栽培から醸造まで担当(2006年が彼女の初ヴィンテージ)、ニコルの妹ジェネヴィエヴが経理を、母マリーブランシュと従妹のナタリーがセールス部門を担当し、古き良き家族経営の伝統を守っています。
2013年のフランソワの死以降も、ドメーヌの名前は父の名を残していましたが、2018年ヴィンテージから自らの名のドメーヌ名としてリリースを始めています。

栽培と醸造

ビオロジック農法を実践し2010年には全てビオロジック栽培に変わっています。
ぶどうはすべて手摘みで選別されながら収穫され、即座に運搬されます。
さらにワイナリーで酸化が進んだブドウを取り除くための徹底的な選果が行われます。

まず始めに振動式の選果ベルトコンエアーで、乾燥して干からびてしまった葡萄や不純物、葉などを取り除きます。
続いて第2の振動式選果台で、熟練したスタッフが確認しながら最終的に最良の葡萄だけを選びぬくのです。
葡萄は基本的には除梗し、破砕は行わず、温度管理されたステンレスもしくは木製の開放槽に入れられます。
極力、補糖は施しません。

父の時より長い低温浸漬とアルコール発酵(ヴィンテージによって異なります)を経た後にフレンチオークで熟成させます。
新樽はヴィンテージとアペラシオンの特徴によって60~100%の割合で使用されます。
そして清澄、ろ過は一切施さずに、14~20か月間樽熟成させてから瓶詰めします。