セントラル・オタゴのベンディゴ全体を一望できる場所に位置するホーム・ヴィンヤード。
片岩、粘土、石灰岩などを含む稀有なミックス土壌から成り、ピノ・ノワールの栽培に理想的です。
畑は北向きのテラス状になっており、標高320~390mの急斜面の畑は日当たりが良い一方で夜間は冷涼になるため、フレッシュで凝縮された味わいのワインが生み出されます。収量は一貫して30~35hl/ha、約4t/haの低収量を維持。
醸造に関しては、100%除梗し、畑の野生酵母のみで発酵。
ピジャージュは抽出を最小限に抑えるため1回のみにとどめ、色、タンニン、エキス分が引き出されます。
発酵後、樽の中でワインは自発的なマロラクティック発酵を経て15~18カ月間熟成。
その後ノンフィルターで瓶詰めされ、さらにセラーで長期間熟成させた後にリリースされます。
インポーター資料より。
-
プロフェッツ・ロック / Prophet's Rock
ピノ・ノワールの新天地セントラル・オタゴきっての逸材であり、世界のワイン界をリードするであろう逸材の1人。
1999年、ネクスト・ブルゴーニュとして注目されている産地ニュージランドの“セントラル・オタゴ”に創業したワイナリーです。
2005年から醸造長を務めるポール・プジョル氏によって、確固たる地位を築き上げた注目のワイナリー。ニュージーランドにおけるワイン醸造分野の名門リンカーン大学で栽培学と醸造学を修めた人物。
常にフランスのピノ・ノワールとアロマティックな白ワインに惹かれ、これらの品種を追い求め6年間世界中を旅してきました。
英国の著名評論家ジャンシス・ロビンソン氏が「いずれ世界のワイン界をリードするであろう逸材ワインメーカー5人の内の1人」と絶賛するなど、高い評価を獲得しています。
2005年よりシャンボール・ミュジニーの偉大な造り手コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエの元醸造長、フランソワ・ミエ氏との親交を深めている点です。
ポール氏はヴォギュエの2009年ヴィンテージに携わり、その後も頻繁にブルゴーニュを訪れてフランソワ氏との情報交換を継続。
2017年には、フランソワ氏がブルゴーニュ以外で初めてコンサルタントを務めたキュヴェ、キュヴェ・オー・アンティポード2015年を発表し、世界中のワインラヴァ―の注目の的となりました。
その後2018年より新たにシャルドネにも取り組み、キュヴェ・オー・アンティポード・ブランをリリース。
長年、ミュジニー・ブランを手掛けてきたフランソワ氏の情熱が込められており、ワイン愛好家垂涎の希少銘柄となっています。プロフェッツ・ロックが目指すのは、ニュージーランドの自然を詰め込んだワイン造り。
生産者ページはこちら
ピノ・ノワールは果実の凝縮感が高く、主な赤ワインのピジャージュは抽出を最小限に抑えるため1回のみにとどめ、色やタンニン、エキスを引き出しています。
畑の野生酵母のみで発酵後、樽の中でワインは自発的なマロラクティック発酵を経て熟成。その後ノンフィルターで瓶詰めされ、さらにセラーで熟成させた後にリリースされます。
※上記インポーター資料より。
- Vintage 2022
2022年は、生産者に笑顔が戻ったヴィンテージ。
2022年も4月3日から数日発生した霜の被害は出たものの、前年や2016年のような壊滅的な被害は免れたようです。
全体的にも霜と病害で収穫量が激減した2021年よりは好転しました。
5月末に開花が始まり、平均気温が過去の月平均を3℃上回り天候が良好、日本と同じで、6月の猛烈な暑さで干ばつの恐れが懸念されています。
暑い夏は病害の発生はなく、8月中旬の雨がブドウの樹に潤いを耐えて、偉大な1959年に匹敵するとも言われています。
数年、量の少ない年が続いたこともあり、2022年は生産者みなに笑顔が戻った年に。
その他ワイン類 / other