2022年に新たにリリースされたキュヴェ。
ヴォーヌ・ロマネに近い魅惑的なスタイルで、風通しの良いフローラルなアロマが香る、張りのある香りが魅力。
全房発酵からくる繊細さと気品のあるタンニンが溶け込んだエレガントな味わいで、プルミエ・クリュ以上の実力を如実に示している1本です。
新樽率20%のオーク樽にて17カ月間熟成。
※インポーター資料より。
ランブレイ / Domaine des Lambrays
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2026年3つ星生産者。600年以上続く畑を守り、進化し続ける偉大なドメーヌ。
2014年からはLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)がオーナーとなり、2019年にはドメーヌ・クロ・ド・タールの総支配人だったジャック・ディヴォージュ氏が支配人兼醸造責任者に就任します。
前任のティエリー氏の下で研修を受けたジャックは、当時の流行りの濃厚なピノ・ノワールより、全房発酵を取り入れて、優しく抽出をするティエリー氏の意思を受け継いで造っています。収穫は1haあたり平均30hLと低収量で、手摘みで行います。
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ヴィンテージや天候などで調整しますが、基本的に除梗を行いません。
茎を一緒に入れる利点は、発酵時の温度上昇が緩やかになり、ゆっくりと発酵が進むことと、茎からタンニンだけでなく穏やかな酸が抽出されるためです。
力強さとしなやかさを併せ持ち、骨格がしっかりしてるにも関わらず、エレガントなワインが生まれます。
今も、100年後も愉しめる。そんなワインを造り出しています。
- Vintage 2022
2022年は、生産者に笑顔が戻ったヴィンテージ。
2022年も4月3日から数日発生した霜の被害は出たものの、前年や2016年のような壊滅的な被害は免れたようです。
全体的にも霜と病害で収穫量が激減した2021年よりは好転しました。
5月末に開花が始まり、平均気温が過去の月平均を3℃上回り天候が良好、日本と同じで、6月の猛烈な暑さで干ばつの恐れが懸念されています。
暑い夏は病害の発生はなく、8月中旬の雨がブドウの樹に潤いを耐えて、偉大な1959年に匹敵するとも言われています。
数年、量の少ない年が続いたこともあり、2022年は生産者みなに笑顔が戻った年に。
ニュイ・サン・ジョルジュ / Nuits Saint Georges
コート・ド・ニュイ地区の最大の街.
コート・ド・ニュイ最大の街で、大手メゾン本社も多く、ブルゴーニュ・ワインの経済的中心の地です。
南北5kmと細長く、中心部の背後にあるムザン谷を境にタイプが別れます。
北側ニュイ・サン・ジョルジュ村は斜面が東かやや北を向いており、小石の多い石灰質土壌で斜面は険しく、ワインはエレガントに仕上がります。
南のプレモー・プリセ村は南東の斜面で、粘土石灰質土壌の混じった泥灰質が北部より多くなりタンニンの強いワインが生まれます。
他の村と違い、集落のある扇状地部分に畑は無く町が密集しています。生産量に対して2%ほど白ワインも南のプレモー・プリセ寄りで生産されています


