AOC Morgon。ガメイ100%。
ヴィリエ・モルゴン村内のリュ・ディ「レ・シャルム」に0.8ha。
花崗岩質土壌。樹齢約65年のVV。収量は35hl/ha。
除梗しない(全房発酵)。コンクリート製タンクで発酵後、10ヶ月間熟成。SO2はビン詰め時にのみ極少量使用。
インポーター資料より。
-
ラファエル・ショパン / Raphael Chopin
ラファエル・ショパンとパートナー水眞洋子さんが手掛けるボージョレのヴァン・ナチュールワイン。
ージョレ地区「レニエ」中心部のランティニエ村に18世紀から続くぶどう栽培家で、フラグシップのレニエの他、モルゴン、ボージョレ・ヴィラージュなどに合計8ヘクタールの畑を所有しています。
2009年に10代目ラファエル・ショパンが継承し、2010年より本格的に自社ビン詰め。
2016年からビオロジック栽培に転換し、以降SO2の制御などヴァン・ナチュールと進化して、世界へ認められたドメーヌです。醸造は、手をかけ過ぎてもかけなさ過ぎてもだめで、ぶどうの高いポテンシャルがワインの中で大きく開花できるよう維持。
生産者ページはこちら
「調和した状態」を意識して、温度変化が緩やかな四角柱形および卵型のコンクリート製タンク、球形のレジンヌ(樹皮)製タンク、様々な大きさの樽などを使用して、完全なる調和を追求しています。
2022年、日仏間の造園交流事業や執筆・講演などで幅広く活躍中の造園デザイナー、水眞洋子さんを人生のパートナーに迎え、さらなる飛躍が期待されるドメーヌです。
- Vintage 2021
2021年は、自然の猛威に苦しんだ中の光あるヴィンテージ
ブルゴーニュ地方のぶどうへの病気等は想像以上に厳しい現実になりました。
暖冬で芽が出始め、4月前半の霜の被害、6月にあった大きな雹の嵐、夏の雨が多くミルデューが広がってしまい、9月の時点でこれほどぶどうの実がなっていないのは初めてとも言われ、ここ44年来の低収穫量になりました。ただ、この状況化で生き抜いたぶどうの品質はアロマ・糖度は申し分なく低収量ですが、最高のヴィンテージになるとの期待があります。
クリュ・デュ・ボージョレ / Cru du Beaujolais
ボージョレの中でも村名が名のれる特別な10のクリュ。非常に品質の高いヌーヴォーとは一線を画すボージョレワイン
マコネ地区のすぐ南にある、ボージョレの中でも特別な区画がクリュ・デュ・ボージョレです。
コート・ドールのワインと同じように、ガメイ単一で土地と区画の個性を表現できる10のクリュは、ボージョレ・ヌーボーとは全く違うボージョレです。
【サンタムール / Saint Amour】
ボージョレA.O.C96村のうち、クリュ・ボージョレは優れた生産地として、1つの村が単独で名乗れるA.O.Cで、最北にあります。
サン・ヴェランなどが近い為、土壌も石灰岩もありミネラルとフルーティさを併せ持つ早くから楽しめるワインです。
【ジュリエナス / Julienas】
クリュ・ボージョレの中でも知名度が高く、2つの県と4つの集落から形成されてます。たくましくボリューム感のあるワインが生まれます。
【シェナス / Chenas】
クリュ・ボージョレ中で最小で、非常に質の高いワインが生まれるが、あまり知名度が無く、隣のムーラン・ア・ヴァンとして販売されることがあります。
【ムーラン・ア・ヴァン / Moulin a Vent】
クリュ・ボージョレの中で、もっとも有名であり、豊富なタンニンで力強く長期熟成させることができるワインが生まれます。
【フルーリー / Fleurie】
尾根の重なりを背にして、標高220~430mになるぶどう畑はクリュ・ボージョレの中で、最も上品でアロマの豊かなワインが生まれます。
【シルーブル / Chiroubles】
標高350m~400mの標高で南向きを中心とした畑は急な斜面に広がっています。
非常にやさしいタンニンで口当たりが軽くフローラルで、クリュ・ボージョレの中でも最も女性的な印象のワインが生まれます。
【モルゴン / Morgon】
非常にコクがあり、しっかりしたワインが造られます。
土壌の地質が複雑で、明らかに他のクリュ・ボージョレとは違う香りや味わいがテロワールの違いで特徴的になります。
骨格のあるしっかりしたワインが産出されています。
【レニエ / Regnie】
1988年に認定されてクリュ・ボージョレで最も新しく、標高差300mある畑から生み出されます。
【コート・ド・ブルイィ / Cote de Brouilly】
ぐるりとぶどう畑に囲まれた、ブルイイの丘は484mの標高があり、非常にミネラル豊かなワインが生まれます。
【ブルイィ / Brouilly】
クリュ・ボージョレの中で最も南にあり、栽培面積、生産量も最大です。