木樽(1/3は新オーク樽)で醗酵、マロラクティック醗酵。
18ヵ月間の熟成(古樽のちステンレスタンク)
BlungeysとClos du Royを含む、マルサネの5つの区画のブレンド。
完熟時にピンクになる非常に珍しい品種“シャルドネ・ロゼ”を一部含みます。
-
シルヴァン・パタイユ / Sylvain Pataille
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2024年1つ星生産者。北のマルサネで1ヘクタールからスタートした小規模生産者。
シルヴァン家はもともとマルサネでワイン造りを行っていましたが、彼自身はボルドーでワインの勉強を終えた後は、ワインコンサルタントとして働いていました。
2001年に僅か1haの畑からドメーヌを起ち上げ、現在は10haになり、12種類のワインを造っています。ピノ・ノワールとアリゴテをメインに植えており、ワイン造りは出来るだけシンプルに自然に忠実に行うことを考え、発酵も天然酵母を用います。
生産者ページはこちら
発酵温度は最高でも32℃ぐらいで、ヴィンテージや畑の違いによっては新樽を使用したりしますが、目指すワインはテロワールの個性やぶどう本来の果実味を重視したワインを心が得ています。
- Vintage 2020
2020年は、最も早くに生育がはじまったヴィンテージ
冬が暖かく、自然にぶどう樹の発芽も早く確認されます。5月の霜の被害もあまり出ず、5月半ばから気温が上昇し夏になっても例年を超える暑さがより生育を早めていきます。白ワインは素晴らしいアロマ、赤ワインは濃縮感を感じられるヴィンテージです。
マルサネ / Marsannay
コート・ド・ニュイ最北の村名アペラシオンです。
ブルゴーニュのコミュナル以上で、唯一、赤・白・ロゼを造り出すA.O.Cで、特にロゼは有名です。
530年ごろにはこの地でぶどう栽培されていた地域で、シュノーヴ村、マルサネ・ラ・コート村、クシェ村の3村の標高は260~320mの真東向きの斜面に広がるが、かなり緩やか斜面です。
北部の土壌が石灰岩を母岩とし、表面は粘土質と泥土質。扇状地は砂利質、南部は石灰岩と泥灰岩が母岩です。
グラン・クリュはありませんが、赤ワインを中心にロゼの生産地としても日本でも有名です。
ワインの色合いも濃く、口当たりはしなやかだがタンニンは強く、様々な味が広がり余韻も長いのが特徴です。