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シャンソン / Chanson
ネゴシアンでは最古を誇る老舗メゾン。
ネゴシアン業の老舗の中では最古のひとつであり、シモン・ヴェリー氏が1750年に設立させます。
一族はボーヌ、サヴィニ、ペルナンに広大な畑を所有し飛躍的に伸びるが、1999年にボランジェに身売りします。2002年にはジル・ド・クルセルを社長に任命。
2008年から2010年にかけて拡大し近代化します。
2017年にはヴァンサン・アヴネル氏が社長に任命されます。醸造はヴォーヌ・ロマネに本拠地を置く、ドメーヌ・コンフェロン・コンティド・ジャン・コンフェロン氏が担当。
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2009年にはすべての畑で有機農法を取り入れ、大手ネゴシアンには珍しく、前房発酵で新樽率は白で20%、赤は30%で、赤はフランソワ・フレールの樽を使います。
- Vintage 2018
2018年は、暑く乾燥した夏、豊作なヴィンテージ
ここ数年の自然環境の変化で苦しんいましたが、2018年は冬の雨は多かったものの、乾燥した夏で、日照にも恵まれ、ぶどうは成熟し、甘味を感じるほど果実味とボリュームの大きなワインが出来ています。
ジュヴレ・シャンベルタン / Gevery Chambertin
9つのグラン・クリュを擁する、力強い男性的なワインを生み出すブルゴーニュワインの王様
コート・ド・ニュイ地区で最大の面積を持ち、最も多く9つのグラン・クリュがある代表的な村です。
ニュイ地区でヴォーヌ・ロマネ村と人気を二分する村。芳醇で力強く男性的なワインとして有名です。集落の背後にある背斜谷を境に北部・扇状地・南部に分かれます。
北部にはクロ・サン・ジャックなど代表するプルミエ・クリュが多く、扇状地にはコミュナルが中心、南部には9つの全グラン・クリュが生産されています。
グラン・クリュは標高約260~300mの東向きの斜面に並んでいます。土壌は区画によって異なりますが、グラン・クリュは茶色い土壌に泥土や砂利質の蓄積物で斜面は粘土石灰質。プルミエ・クリュは茶色い石灰質、コミュナルは茶色のカルシウム質と石灰岩の土壌に斜面から崩れ落ちた蓄積物や平野部の赤い泥土に覆われた泥灰岩で、この小石が多い土壌はワインにエレガンスを与え、粘土と貝の化石を多く含む泥灰岩が、ワインにボディを与えてくれます。
ぶどうはピノ・ノワールのみ使用可能で、北に位置するブロション村の一部が含まれます。