イメージを覆す複雑性と熟成能力
ニュイ・サン・ジョルジュに位置する0.8haの畑から、わずか4樽のみ生産されています。
スキンコンタクトによりフェノールを抽出し、14ヶ月の樽熟成を行い、軽く清澄し、ろ過をせずに瓶詰されます。こちらのアリゴテは、成熟した豊かなアロマを持つワイン。
石灰岩土壌が長い余韻を与え、このアペラシオンのイメージを覆す複雑性と熟成能力を備えています。※濾過をせずに瓶詰めされるため、瓶の中に多くの澱がございますが品質に問題はありません。
当主ティボ・リジェ・ベレール氏に直接確認しております。(2023年11月9日来日の際)
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ティボー・リジェ・ベレール / Thibault Liger Belair
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2024年2つ星生産者。素晴らしい畑を相続し、あふれる情熱と原動力で進化し続ける若きビオディナミ生産者。
ルイ・リジェ・ベレール将軍は、ナポレオンと共に行った一連の軍事行動に成功した後、1815年にシャトー・ド・ヴォーヌ・ロマネを買います。
その後相続問題により僅かな畑を残すのみとなりましたが、現当主リジェ・ベレール子爵の従弟にあたるティボー・リジェ・ベレール氏が、偉大なヴォーヌ・ロマネの畑を所有しており2002年にドメーヌを立ち上げました。ニュイ・サン・ジョルジュの中でも著名であり樹齢60年を超える1級畑“レ・サン・ジョルジュ”2ヘクタールを所有しています。
当初から栽培はビオロジックを実践し、近年ではビオディナミを取り入れて醸造しています。
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馬で耕作し、低収量・最低限のSO2の使用、果実味を生かすために新樽率を抑えるなど
徹底した栽培と醸造で、ワインを造っています。
- Vintage 2018
2018年は、暑く乾燥した夏、豊作なヴィンテージ
ここ数年の自然環境の変化で苦しんいましたが、2018年は冬の雨は多かったものの、乾燥した夏で、日照にも恵まれ、ぶどうは成熟し、甘味を感じるほど果実味とボリュームの大きなワインが出来ています。
ブルゴーニュ・アリゴテ / Bourgogne Aligote
酸味が特徴のアリゴテ種のみの広域アペラシオン
ブルゴーニュの白ワインと言えばシャルドネ種ですが、意外と生産量は多く、少なかった2008年でも100万ケース相当のワインができています。ほとんどが国内で消費され、アリゴテ種特有のフレッシュさと酸味を楽しむワインです。