-
フランツ・シャニョロー / Frantz Chagnoleau
夫婦で造り出す、マコネのNEWドメーヌ。
ワインとは無縁の家庭。フランツは、ボルドーワインから興味を持ち、マダム・カロリーヌは、モンペリでワインを学びます。
単一ブドウに惹かれ、オリヴィエ・メルランで修行したフランツと、レ・ゼリティエ・コント・ラフォンで栽培責任者をしていたカロリーヌ。
メルランとラフォンは友人同士であり、二人は必然的に出会い結ばれます。2010年にピエール・クロに起ち上げたドメーヌですが、2023年までカロリーヌは、レ・ゼリティエ・コント・ラフォンで働きながら、フランツを手伝っていました。
現在9.5haの畑を持ち、4つのアペラシオンに17の区画を持っており、それぞれの個性が引き立つワインを造っています。
生産者ページはこちら
スタート時からビオロジック農法で、馬を使って耕作します。
発酵樽は、それぞれの区画に合わせて、小樽、フードル、オークのニュアンスも変える。
フランス3社とオーストリアの樽を使用。
収穫の決めては“アロマ” ミネラルとアロマ豊かなエレガント・マコンワイン。
- Vintage 2019
2019年、9のつく年はグレートヴィンテージ?低温と高温な1年
温暖な冬で生育が早くなると思われたが、大雨や6月の気温の低下で開花と結実が遅れます。夏は暑く9月の水不足にも見舞われ、前年より収穫は減少しますが、綺麗で豊かな酸と、ピュアなアロマが特徴になる9のつく年ならではの質の良いビンテージになりました。
サン・ヴェラン / Saint Veran
7つの村が繋がった、ボージョレとも縁のあるアペラシオン。
プイィ・フュイッセの次に大きな規模になるのがA.O.Cサン・ヴェランです。1971年に制定されており、大きく7つの村が2箇所にわかれているのを1つにまとめたコミュナルです。
北側全体の60%になるダヴァイエ、プリセ、ソリュトレ・プイィ村で、元々マコン・ヴィラージュとして販売されていました。
南側はシャーヌ、レーヌ、シャスラ、サン・ヴェラン村は元々ボージョレ・ブランとして販売されており、小さな村のサン・ヴェランの名前になったのは、ボージョレの最北端にあるサン・タムールとの関係があったとも言われています。