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フランツ・シャニョロー / Frantz Chagnoleau
夫婦で造り出す、マコネのNEWドメーヌ。
ワインとは無縁の家庭。フランツは、ボルドーワインから興味を持ち、マダム・カロリーヌは、モンペリでワインを学びます。
単一ブドウに惹かれ、オリヴィエ・メルランで修行したフランツと、レ・ゼリティエ・コント・ラフォンで栽培責任者をしていたカロリーヌ。
メルランとラフォンは友人同士であり、二人は必然的に出会い結ばれます。2010年にピエール・クロに起ち上げたドメーヌですが、2023年までカロリーヌは、レ・ゼリティエ・コント・ラフォンで働きながら、フランツを手伝っていました。
現在9.5haの畑を持ち、4つのアペラシオンに17の区画を持っており、それぞれの個性が引き立つワインを造っています。
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スタート時からビオロジック農法で、馬を使って耕作します。
発酵樽は、それぞれの区画に合わせて、小樽、フードル、オークのニュアンスも変える。
フランス3社とオーストリアの樽を使用。
収穫の決めては“アロマ” ミネラルとアロマ豊かなエレガント・マコンワイン。
- Vintage 2021
2021年は、自然の猛威に苦しんだ中の光あるヴィンテージ
ブルゴーニュ地方のぶどうへの病気等は想像以上に厳しい現実になりました。
暖冬で芽が出始め、4月前半の霜の被害、6月にあった大きな雹の嵐、夏の雨が多くミルデューが広がってしまい、9月の時点でこれほどぶどうの実がなっていないのは初めてとも言われ、ここ44年来の低収穫量になりました。ただ、この状況化で生き抜いたぶどうの品質はアロマ・糖度は申し分なく低収量ですが、最高のヴィンテージになるとの期待があります。
サン・ヴェラン / Saint Veran
7つの村が繋がった、ボージョレとも縁のあるアペラシオン。
プイィ・フュイッセの次に大きな規模になるのがA.O.Cサン・ヴェランです。1971年に制定されており、大きく7つの村が2箇所にわかれているのを1つにまとめたコミュナルです。
北側全体の60%になるダヴァイエ、プリセ、ソリュトレ・プイィ村で、元々マコン・ヴィラージュとして販売されていました。
南側はシャーヌ、レーヌ、シャスラ、サン・ヴェラン村は元々ボージョレ・ブランとして販売されており、小さな村のサン・ヴェランの名前になったのは、ボージョレの最北端にあるサン・タムールとの関係があったとも言われています。