樹齢60年。粘土石灰質土壌、0.6haの畑。40%全房発酵、コンクリートタンクで2週間発酵、その後樽熟成(新樽15~20%)。
ラズベリーなどの赤い果実と動物的なニュアンスのアロマ。
味わいは豊潤かつ重厚感があり、熟成のポテンシャルを感じます。
インポーター資料より。
-
カミーユ・ティリエ / Camille Thiriet
ガレージから世界へ。すでに称賛をえている注目の若き女性醸造家。2022年ヴィンテージからようやくクリマ初掲載。
カミーユは2016年にコートデュニュイ北端のコンブランシアンの両親が所有する宿泊施設(シャトー・ド・コンブランシアン)のガレージからワイン造りをスタートさせました。
(エチケットの建物がその施設です)
その後2022年にコルゴロワンにドメーヌを設立し今に至ります。
自社畑は現在6ヘクタール、オーガニック栽培を行っています。
元パリジェンヌのカミーユは、大学で哲学と言語学を専攻。
ワインに興味を持ち、ボルドーのワイン・ビジネス・スクールで修士号を取得。
販売やマーケティングを学んでから、ドメーヌ・ド・ベレーヌ、ドメーヌ・ド・ヴィレー等で経験を積んできました。
ブルゴーニュ出身ではないもの優れた生産者のネットーワークをもち、収穫にはDRCの前醸造長ベルナール・ノブレが手伝いに来てくれたそうです。
また、パートナーのマットはカナダ出身で彼もワイン造りをしており過去にラフォンやカミーユと出会ったド・ビレーヌでも働いていました。
輸入量も少ないですが、すでに世界のトップジャスパー・モリスやワイン・アドヴォケイト紙ではすでに注目されており、
生産者ページはこちら
日本のワイン雑誌「ワイナート」でもシン・ブルゴーニュの注目生産者として取り上げられています。
- Vintage 2022
2022年は、生産者に笑顔が戻ったヴィンテージ。
2022年も4月3日から数日発生した霜の被害は出たものの、前年や2016年のような壊滅的な被害は免れたようです。
全体的にも霜と病害で収穫量が激減した2021年よりは好転しました。
5月末に開花が始まり、平均気温が過去の月平均を3℃上回り天候が良好、日本と同じで、6月の猛烈な暑さで干ばつの恐れが懸念されています。
暑い夏は病害の発生はなく、8月中旬の雨がブドウの樹に潤いを耐えて、偉大な1959年に匹敵するとも言われています。
数年、量の少ない年が続いたこともあり、2022年は生産者みなに笑顔が戻った年に。
ブルゴーニュ / Bourgogne
ワインランクは下でも、掘り出しワインの宝箱
ブルゴーニュ全体の広域畑(384の村)の為、ワインのランクはもっとも下になりますが、全体の53%の産出量あります。
著名生産者などの、格付けに値しない若木などから造られるぶどうもあるため、格付けや価格以上のワインがあることも。掘り出しワインの宝箱です。