コルゴロワンの丘の頂上に位置する樹齢60年の自社畑(0.78h)。
100%全房発酵、ステンレスタンクで14日発酵、バスケットプレスで圧搾、12ヶ月樽熟成(新樽20%)。
生き生きとした赤い果実や花の芳醇なアロア。
果実味と共に柔らかなタンニンと快活な酸が広がり、樽による複雑性を備えたフレッシュでエレガントなワインです。
インポーター資料より。
カミーユ・ティリエ / Camille Thiriet
ガレージから世界へ。すでに称賛をえている注目の若き女性醸造家。2022年ヴィンテージからようやくクリマ初掲載。
カミーユは2016年にコートデュニュイ北端のコンブランシアンの両親が所有する宿泊施設(シャトー・ド・コンブランシアン)のガレージからワイン造りをスタートさせました。
(エチケットの建物がその施設です)
その後2022年にコルゴロワンにドメーヌを設立し今に至ります。
自社畑は現在6ヘクタール、オーガニック栽培を行っています。
元パリジェンヌのカミーユは、大学で哲学と言語学を専攻。
ワインに興味を持ち、ボルドーのワイン・ビジネス・スクールで修士号を取得。
販売やマーケティングを学んでから、ドメーヌ・ド・ベレーヌ、ドメーヌ・ド・ヴィレー等で経験を積んできました。
ブルゴーニュ出身ではないもの優れた生産者のネットーワークをもち、収穫にはDRCの前醸造長ベルナール・ノブレが手伝いに来てくれたそうです。
また、パートナーのマットはカナダ出身で彼もワイン造りをしており過去にラフォンやカミーユと出会ったド・ビレーヌでも働いていました。
輸入量も少ないですが、すでに世界のトップジャスパー・モリスやワイン・アドヴォケイト紙ではすでに注目されており、
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日本のワイン雑誌「ワイナート」でもシン・ブルゴーニュの注目生産者として取り上げられています。
- Vintage 2023
2023年は、ワイン収穫量好調。過去5年間の平均を上回る見込み。
ブルゴーニュをはじめ、フランス内陸の産地は、比較的好調で、一部カビが発生したものの、過去5年間の平均収穫量を上回る見込み。
ボルドーなどの地中海沿岸は干ばつの影響を受け、厳しい状況のようです。
7月11日に雹の被害が出て、ムルソー、サン・トーバン、ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュを中心でコート・ド・ボーヌ全範囲で被害が出る異常気象。
ボージョレ地区でも被害が出ているようですが、残ったブドウからは濃縮感のあるワインができる期待が出ています。
ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ / Hautes Cotes de Nuits
ニュイの西側、高地で造られるワイン
コート・ド・ニュイ地域の西側、ヴォーヌ・ロマネ村やニュイ・サン・ジョルジュ村の西側に位置する標高300~400mの高地で栽培されているぶどうで造るワインです。
赤・白・ロゼワインが認められており、著名な生産者も数多く、なかなか手に入らないワインも数多くあります。