ムルソー村名区画に程近い場所にある、ムルソー村の4つの区画の1986年と2005年に植樹したブドウを使用。
オーク樽にて10ヶ月熟成後、澱引きをし、タンクにて2ヶ月熟成してから瓶詰め。
熟した果実の凝縮味を感じることができ、いきいきとしてエレガント。
余韻に豊かなミネラルを思わせる風味があり、世にある凡庸なムルソーよりはよほど美味しいワインです。
※インポーター資料より。
-
フランソワ・ミクルスキ / Francois Mikulski
ムルソーのクールガイ。
当主であるフランソワ・ミクルスキ氏はボーヌで醸造学を学んだ後、カリフォルニアのカレラ・エステートで研修を受けます。
1984年に叔父のピエール・ボワイヨ氏に従事し、さらに経験を積んだ後、ボワイヨ氏が引退した1991年にメタヤージュにより畑を引き継ぎ、自らのドメーヌを設立しました。ムルソーを中心に約8ha、16区画を所有しています。
環境に優しい栽培方法を心がけ、畑ではビオロジックを実践、また自家製のコンポスト(堆肥)を使用します。
収量は、白は45hl/ha~50hl/ha、赤は35hl/haに抑えています。
ブドウの良さを素直に表現するために、醸造工程ではできるだけ自分たちの介入を減らすような造り方を心がけています。白は天然酵母を用い冬は6~8℃に保たれるという岩盤を掘った地下のカーヴで3~4ヶ月かけて発酵。
その後、熟成はオーク樽で12ヶ月以上、樽のニュアンスが出過ぎないように新樽比率は20%以下に抑えます。赤のガメイはステンレスタンクにてマセラシオンカルボニックを行います。
ピノ・ノワールは15~17日間ステンレスタンクで発酵させた後、オーク樽にて14ヶ月以上熟成させます。
プルミエ・クリュやポマールには約35%新樽を使います。生産量の60%が輸出されていますが、日本には数が少なく入手困難な造り手のひとりです。
生産者ページはこちら
設立当初はこってりしたボディの強いワインが目立ちましたが、最近は新樽率を下げて、骨格はしっかりありながらエレガントなワインに仕上がっています。
- Vintage 2018
2018年は、暑く乾燥した夏、豊作なヴィンテージ
ここ数年の自然環境の変化で苦しんいましたが、2018年は冬の雨は多かったものの、乾燥した夏で、日照にも恵まれ、ぶどうは成熟し、甘味を感じるほど果実味とボリュームの大きなワインが出来ています。
ブルゴーニュ・コート・ドール / Cote d'Or
黄金の丘(コート・ドール)で造られるワイン
コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌに位置する40ヶ所の村に対して2017年から認められたA.O.Cです。赤と白が認められています。