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ボングラン / Bongran
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2025年2つ星生産者。親子で先祖代々の教えを継承する、数少ないマコンの生産者。
「先祖代々の教えを継承する。」
そんな一昔前の考えを貫く親子、ジャンと息子ゴーティエです。「マコネなのに3年熟成させてから出荷。マコネなのに貴腐ぶどうでワインを造る。MLFが終わってから再びアルコール発酵がはじまる。」
そんな明らかに周りの生産者とは違うワイン造りをしている変わり者の親子と言われています。また、昨今はビオを謳う生産者も多いですが、親子にとっては有機栽培は当たり前のことで、商業的にアピールしようという欲もありません。
すごいワインを造っても力みがなく、「ゆっくり飲めば説明しなくてもわかるよ」そんな思いがにじみ出ている生産者です。認証を取得していませんが、長年除草剤や化学肥料は一切使用せず、ビオロジック農法を実践。
2009年にようやくエコセールを取得しました。
除草剤を使わない代わりに、鋤を何度も入れることによって、土はふかふかに仕上がっています。出来るだけ長い時間をかけて発酵を好み、低温でアルコール発酵、細長いステンレスタンクか古い大樽で醸造。
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天然酵母で、マロラクティック発酵は3~4ヶ月行い、ステンレスタンクで熟成させます。
- Vintage 2020
2020年は、最も早くに生育がはじまったヴィンテージ
冬が暖かく、自然にぶどう樹の発芽も早く確認されます。5月の霜の被害もあまり出ず、5月半ばから気温が上昇し夏になっても例年を超える暑さがより生育を早めていきます。白ワインは素晴らしいアロマ、赤ワインは濃縮感を感じられるヴィンテージです。
マコン / Macon
ブルゴーニュの南らしい厚みのある白ワインが生まれる産地
マコネ地区のほぼ全域で造られるレジョナルのA.O.Cがマコンにあたります。
さらに、規定条件に従って生産されたワインは、マコンの後ろにコミューン名を記載できます。白は26コミューン、赤・ロゼは20コミューンあり、マコン・ヴィラージュは白ワインのみ認められています。日照に恵まれた力強いワインが生まれる産地です。