日差し + ランチ → AKA
温かい日差しの中、マグロや海老を入れた魚介のちらし寿司、ロストビーフなど、ちょっと贅沢に合わせて!
ご夫婦で、大切な方と、、
ゆっくりと小ぶりのワイングラスを持って出掛けて味わいたいワインです。
12か月古樽熟成。
赤いベリーやユーカリ、ナチュールのピノに感じる瑞々しいスミレなどの生花の様な香りなどが感じられ、柔らかくスムーズなテクスチャーです。初の試みだった為、千紗女史もワイン出来た当初は、難しいワインと表現していたようですが、少し時間が経って味わいに広がりが出てきている!
2回目の買付でインポーターの方はそれを聞き、追加で購入したそうです。
通常サヴィニー・レ・ボーヌ ルージュで使用されるブドウの為、現在は生産量が2樽ほど。との事。
今後、ブルゴーニュ・ルージュとして入荷できるか未定とも言われました。
落ち着きと熟成の味わいが出てきた千紗女史の特別キュヴェを是非。
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シモン・ビーズ / Simon Bize
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2024年2つ星生産者。夫人の千紗女史に託されたサヴィニー・レ・ボーヌの生産者。
ドメーヌの創設は1880年、初代シモン・ビーズがわずかばかりのぶどう畑からスタートさせます。
1972年に引き継いだのが4代目パトリックでしたが、61歳の若さで他界し、以降は夫人の千砂さんとドメーヌ・ジャン・グリヴォに嫁いだ妹のマリエル女史に委ねられています。2008年から、千砂さんの進言によりビオディナミ農法を採用します。
子育ての過程でシュタイナー教育に興味をもった千砂さんが、シュタイナーの理論が農業とも結びついていることを知り、アンヌ・クロード・ルフレーヴによるビオディナミの勉強会に出席したのがきっかけです。ワイン造りは今も昔も変わらず、白ワインは収穫後、ブドウをただちに圧搾し、12時間のデブルバージュし小樽に移して発酵。
クリマに応じて6~12ヶ月の樽熟成を行います。新樽率は15~30%と比較的少なめで、古い樽は5年ものまで使用。
バトナージュは機械的には行わず、各樽の状態を見て判断します。赤ワインの醸造も古典的で、基本は100%全房です。
近年の例外は成熟の難しい区画のブドウを除梗した2007年と、大雨や雹に祟られ完全除梗を決断した2013年のみです。
発酵には木桶を使い、柔らかな抽出のためピジャージュは足。
その後、樽に移すが新樽率はきわめて低く、まったく新樽を使わないキュヴェも多くあります。
収穫翌年の1月~3月にかけてすべてのワインを瓶詰めします。比較的マイナーであるサヴィニー・レ・ボーヌですが、繊細で香りが華やかな印象の赤ワインは、食事に合わせると非常にマリアージュします。
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女性醸造家の優しいワインを是非、お食事とお楽しみ下さい。
- Vintage 2017
2017年は、ブルゴーニュの一人勝ち?素晴らしいヴィンテージ
気候の変動が多く、4月末のフランス全土の寒波によってほどんとの地域で被害が出ますが、ブルゴーニュは免れます。糖度と酸度、タンニン全てにおいて申し分ないぶどうができ、収穫量が減っていたブルゴーニュに光が戻ってきた年です。
ブルゴーニュ / Bourgogne
ワインランクは下でも、掘り出しワインの宝箱
ブルゴーニュ全体の広域畑(384の村)の為、ワインのランクはもっとも下になりますが、全体の53%の産出量あります。
著名生産者などの、格付けに値しない若木などから造られるぶどうもあるため、格付けや価格以上のワインがあることも。掘り出しワインの宝箱です。