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レシュノー / Lecheneaut
若いうちから楽しめるスタイルでニュイ・サン・ジョルジュを拠点に、瞬く間に高評価を得た若手ドメーヌ。
1986年創業のまだ新しいドメーヌです。フィリップとヴァンサンのレシュノー兄弟が瞬く間に高評価を得て成長した若きドメーヌ。
父の残したわずか3haの畑を、およそ10ha、約18アペラシオンまで増やし、ニュイ・サン・ジョルジュを拠点に、様々な村に畑を点在させて拡大しています。ぶどう栽培はビオロジックですが、認証を得るつもりは無く、ビオディナミ的な調合物も使用しています。
醸造では、基本は100%除梗ですが、ヴィンテージやクリマによってはいくつか梗を残します。10~12℃の低温マセラシオンを4.5日継続し、自然にアルコール醗酵させ、合計3週間のキュヴェゾンを行います。
その後、約16ヶ月の樽熟成で、新樽率は村名で20~25%、プルミエ・クリュで40%、グラン・クリュで100%です。レシェノーのワインは果実味豊かで、若いうちから楽しめるのが人気の若き生産者です。
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- Vintage 2019
2019年、9のつく年はグレートヴィンテージ?低温と高温な1年
温暖な冬で生育が早くなると思われたが、大雨や6月の気温の低下で開花と結実が遅れます。夏は暑く9月の水不足にも見舞われ、前年より収穫は減少しますが、綺麗で豊かな酸と、ピュアなアロマが特徴になる9のつく年ならではの質の良いビンテージになりました。
モレ・サン・ドニ / Morey Saint Denis
個性豊かな村に挟まれた小さな村。グラン・クリュが3割を占めた隠れた銘醸地。
南北に広がるコート・ド・ニュイ地区のほぼ中心に位置する村です。
中世から評価が高かった村ですが、2つの有名な村に挟まれ、原産地呼称制度が出来る前は、その2つの村名でワインが販売されていました。修道院や領主が発展させた畑が多く、当時の名前のクリマも残っています。栽培区域の標高は250~350mでグラン・クリュは県道の西側、東向き斜面の中腹に位置します。
小さな村ですが、グラン・クリュの栽培面積の割合が多く、プルミエ・クリュ畑はひとつひとつが小さいのが特徴です。土壌はジュラ紀中期の石灰岩、粘土石灰岩が広がり、村の下方の斜面は、泥灰岩が多くなります。