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シャルル・オードワン / Charles Audoin
熱い注目を浴びる、マルサネのライジングスター。
1972年に元詰めをわずか2haの畑からワインを造っていました。
2000年にシャルルの息子、シリルがドメーヌに参画してから進化を遂げ、
現在は15haの18のアペラシオンを生産しています。赤ワインは、低温マセレーションの後にアルコール発酵。
ピジャージュとルモンタージュは2週間行います。
樽で12ヶ月、さらにタンクで6ヶ月熟成させてから瓶詰めをします。
マルサネの「キュヴェ・マリー・ラゴノー」はシリルの祖母に捧げたワイン。
マルサネの5つの区画でも、樹齢70年を超える古樹のブドウのみを使用する、ドメーヌを代表するワインです。白ワインは、228Lのブルゴーニュ樽ではなく、500Lのドゥミ・ミュイを使って醸造。
マルサネ ブランは新樽率30%と高めですが、バトナージュでワインに厚みを与えながら約1年ゆっくり寝かします。
他はミネラルしっかりな味わいの白ワインです。ロゼは、一般的なショート・マセレーション(発酵している果汁と果皮を切り離し、お互いが触れる時間を短くする方法)ではなく、
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ダイレクト・プレス(黒ブドウを破砕・圧搾したあとに果汁のみ発酵する方法)で醸造しています。
赤い果実とミネラル感が豊かなピュアなロゼワインを造っています。
- Vintage 2020
2020年は、最も早くに生育がはじまったヴィンテージ
冬が暖かく、自然にぶどう樹の発芽も早く確認されます。5月の霜の被害もあまり出ず、5月半ばから気温が上昇し夏になっても例年を超える暑さがより生育を早めていきます。白ワインは素晴らしいアロマ、赤ワインは濃縮感を感じられるヴィンテージです。
マルサネ / Marsannay
コート・ド・ニュイ最北の村名アペラシオンです。
ブルゴーニュのコミュナル以上で、唯一、赤・白・ロゼを造り出すA.O.Cで、特にロゼは有名です。
530年ごろにはこの地でぶどう栽培されていた地域で、シュノーヴ村、マルサネ・ラ・コート村、クシェ村の3村の標高は260~320mの真東向きの斜面に広がるが、かなり緩やか斜面です。
北部の土壌が石灰岩を母岩とし、表面は粘土質と泥土質。扇状地は砂利質、南部は石灰岩と泥灰岩が母岩です。
グラン・クリュはありませんが、赤ワインを中心にロゼの生産地としても日本でも有名です。
ワインの色合いも濃く、口当たりはしなやかだがタンニンは強く、様々な味が広がり余韻も長いのが特徴です。