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ラヴノー / Raveneau
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2025年4つ星生産者。最も超熟なシャブリを造る人気の高いトップ生産者。
1948年設立したフランソワ・ラヴノーは設立当時からファンが多く、最も超熟なシャブリで有名です。
1995年にフランソワが引退し、現在は息子ジャン・マリー・ラヴノーとその兄ベルナールが父の哲学を受け継いでいます。もうひとつ超熟で有名なシャブリでヴァンサン・ドーヴィサがありますが、フランソワはヴァンサンの父ルネと義理の兄弟です。
息子二人は従兄弟にあたります。ぶどうは完全除梗しステンレスタンクにて醸造します。
1週間の低温マセレーションのあと、自然酵母にて発酵、17ヶ月の樽熟成を行います。新樽率は村名で3分の1、それ以上は100%と高めです。
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ぶどうの出来に自信があり、濃縮感を持つからこその新樽率と思われます。
- Vintage 2014
2014年は、優良なワインの年
素晴らしい春の気候にて開花時期は順調でしたが、6月28日の大嵐でこの年も雹の被害を受けます。冷涼な夏でぶどうは健康でよい状態に戻り白ワインは優良なヴィンテージに、赤ワインもオウトウショウジョウバエが発生し被害を受けましたが、選果台で取り除きよりいいぶどうでワインが出来たヴィンテージになりました。
シャブリ / Chablis
辛口の代名詞として、不滅の名声を勝ち取った産地
パリから2時間、パリとボーヌの中間にあるヨンヌ県の都市オーセールの近郊に広がる産地で、スラン川を挟み両岸にシャブリの畑が広がるブルゴーニュ地方の中では最北の位置です。
シャブリは2600人ほどの小さな街の名前でもあり、れっきとした原産地呼称AOCでもあります。
辛口の代名詞と言われるシャブリですが、1億5000万年以上前のジュラ紀後期のキンメリッジ階の粘土石灰質土壌と、チトヌス階と言われる白く硬い石灰岩土壌で、キンメリッジ階は小さな牡蠣の欠片など、海の中だった事を示します。
キリッとミネラル豊かなワインが生まれ、ぶどうはシャルドネ種。不滅の名声を得た地域です。シャブリと言っても様々なワインがあり、一言で辛口だけでは言い表せない地域になっています。