アタックは柔らかく、シャンボール・ミュジニーらしいしなやかさ。
果実味の凝縮感は高く、ストラクチャーもしっかりしており、スモーキーな余韻。
濃厚な味わいも包み込めるので、デミグラスソースや鰻の蒲焼にも。カツオのたたきでもあわせれます。
※インポーター資料より。
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フィリップ・ルクレール / Philippe Leclerc
ロックミュージシャンのような容貌、エネルギッシュで進化し続けるジュヴレ・シャンベルタンのドメーヌ。
ジュヴレ・シャンベルタン村の村役場のすぐ近くにセラーをもつドメーヌ・フィリップ・ルクレール。
特徴的な楯形のラベルは、フィリップ本人やボトルから発せられるメッセージそのもの。よりも遅い収穫、高めの発酵温度、長い樽熟成。
ただし、アメリカ市場で多いにもてはやされた90年代の風味からは脱皮。
抽出の強いピジャージュは頻度を減らして柔らかなルモンタージュに、発酵後のポストマセレーションもストップ。ブルゴーニュ・ルージュから新樽100%熟成だったがそれも改め、今日の新樽率はブルゴーニュ・ルージュで10%、村名ジュヴレ・シャンベルタンで60?70%、1級もので100%。
今は市場に出たらすぐに消費してしまうのがトレンド。それに合わせての進化(エヴォリューション)特級畑をもたないドメーヌだが、クロ・サン・ジャックに隣接する1級カズティエがそれに十分変わり得る。
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飲みごたえのあるジュヴレ・シャンベルタンをお好みの方にはうってつけの造り手です。
- Vintage 2021
2021年は、自然の猛威に苦しんだ中の光あるヴィンテージ
ブルゴーニュ地方のぶどうへの病気等は想像以上に厳しい現実になりました。
暖冬で芽が出始め、4月前半の霜の被害、6月にあった大きな雹の嵐、夏の雨が多くミルデューが広がってしまい、9月の時点でこれほどぶどうの実がなっていないのは初めてとも言われ、ここ44年来の低収穫量になりました。ただ、この状況化で生き抜いたぶどうの品質はアロマ・糖度は申し分なく低収量ですが、最高のヴィンテージになるとの期待があります。
ブルゴーニュ / Bourgogne
ワインランクは下でも、掘り出しワインの宝箱
ブルゴーニュ全体の広域畑(384の村)の為、ワインのランクはもっとも下になりますが、全体の53%の産出量あります。
著名生産者などの、格付けに値しない若木などから造られるぶどうもあるため、格付けや価格以上のワインがあることも。掘り出しワインの宝箱です。