ピュリニー・モンラッシェの樹齢55年の石灰土壌の畑と、オート・コート・ド・ボーヌの 最南端、パリ・ロピタルに位置する樹齢45年の玄武岩土壌の畑のピノのアッサンブラージュ。
ピュ リニー由来の豊潤な赤い果実と重心の高さに、パリ・ロピタル由来のスパイシーさと、黒い果実、重心の低さが合わさり複雑さを生みます。
熟成ポテンシャルに富んだブルゴーニュ・ルージュです。
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シャントレーヴ / Chantereves
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2025年1つ星獲得! 日本人、女性醸造家の栗山女史が手掛ける、ドメーヌ&マイクロ・ネゴシアン。
2010年ヴィンテージからスタートさせた、日本人女性醸造家の栗山 朋子さんとパートナーのギヨーム・ボット氏が起ち上げたメゾンです。
シャントレーヴは、ぶどうや果汁の段階からワインを仕上げるマイクロ・ネゴシアンで、全て自分たちの目が届く範囲の規模で行い、初ヴィンテージの2010年から取り上げられるほど、注目されているメゾンです。白ワインは選果し収穫ケースの中で、ぶどうを足で踏んで破砕した後、全房のまま少しずつ圧力をあげ6~7時間かけてプレスします。
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果汁には亜硫酸など一切の清澄剤を加えず、澱を沈殿させ、野生酵母を用いてピエス樽(228L)のブルゴーニュ伝統的な樽にて自然発酵させます。
温度管理、マロラクティック発酵も自然任せ、バトナージュは翌年の夏と樽出しの時の1回のみ。
自然がぶどう本来の味わいを引き出す方法です。
- Vintage 2022
2022年は、生産者に笑顔が戻ったヴィンテージ。
2022年も4月3日から数日発生した霜の被害は出たものの、前年や2016年のような壊滅的な被害は免れたようです。
全体的にも霜と病害で収穫量が激減した2021年よりは好転しました。
5月末に開花が始まり、平均気温が過去の月平均を3℃上回り天候が良好、日本と同じで、6月の猛烈な暑さで干ばつの恐れが懸念されています。
暑い夏は病害の発生はなく、8月中旬の雨がブドウの樹に潤いを耐えて、偉大な1959年に匹敵するとも言われています。
数年、量の少ない年が続いたこともあり、2022年は生産者みなに笑顔が戻った年に。
ブルゴーニュ / Bourgogne
ワインランクは下でも、掘り出しワインの宝箱
ブルゴーニュ全体の広域畑(384の村)の為、ワインのランクはもっとも下になりますが、全体の53%の産出量あります。
著名生産者などの、格付けに値しない若木などから造られるぶどうもあるため、格付けや価格以上のワインがあることも。掘り出しワインの宝箱です。