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2016年に亡くなったピエール・イヴの祖母の名前を付けた1本。3つの畑の特徴が生きた1級ワイン。

ピエール・イヴ・コラン・モレ / サン・トーバン プルミエ・クリュ オマージュ・ア・マルグリット ブラン

¥19,800
税抜 ¥18,000
商品コード
34396
販売開始日
2025/12/16 18:00:00
ヴィンテージ
2022年
容量
750ml
在庫
0
小売希望
¥23,100(税込)
タイプ
白ワイン
生産者分類
ドメーヌ
生産者
Pierre-Yves Colin-Morey
商品名
Saint Aubin Premier Cru A Marguerite Blanc
格付け
Premier Cru
栽培方法
ビオロジック(有機農法)
輸入元
ラック・コーポレーション
在庫がありません

キュヴェ名のマルグリットは、2016年霜直前に亡くなった当主の祖母、父マルク・コランの母の名前に由来する。
2016年は霜の被害で生産量が落ちたためいくつかの畑はアッサンブラージュせざるを得ず、そこでこのキュヴェが祖母の名前に。
レ・コンブからボディの厚み、ぺリエールからミネラル味、クレットからエキゾチックフルーツの風味、この3つの畑の特徴がそれぞれお互いを補完し合い、一層上級の味わいを引き出している。
※インポーター資料より。

ピエール・イヴ・コラン・モレ / Pierre-Yves Colin-Morey

サン・トーバンの醸造家マルク・コランから独立したNEWドメーヌ。

サン・トーバンのマルク・コランの長男であるピエール・イヴが、ジャン・マルク・モレイの娘カロリーヌと結婚します。
2001年にシャサーニュ・モンラッシェに地下セラー付きの邸宅を購入し、マイクロネゴスをはじめます。
2005年には両家から畑の一部を相続し、ドメーヌをスタートさせます。

所有畑は6haほどで、ドメーヌ2のネゴス1の割合で兼業しています。
ドメーヌワインは、サン・トーバンやシャサーニュ・モンラッシェが中心。
ネゴスはムルソーやピュリニー・モンラッシェなどです。
ネゴスもののブドウもドメーヌのスタッフが収穫と選別を行う徹底ぶりです。

父や兄弟と働いていた時代から科学合成物質は使わない、事実上のビオロジック栽培。
ワイン造りにもバトナージュを用いない家族のこだわり。
これは1990年代後半から2000年代の初めのブルゴーニュ白に多く見られるプレマチュア・オキシデーション(熟成前酸化)を避けるため。
昨今のブドウは完熟しているので、バトナージュでグラを引き出さずとも、十分にリッチさが得られるとピエール・イヴは考えています。

のドメーヌでは228リットルのブルゴーニュ樽よりひと回り大きな350リットルの樽をおもに使用。
微量酸素による熟成が小樽よりも理想的に進み、ピュアでフィネスの感じられるワインになります。
2007年以降には、蝋キャップを採用し、瓶詰め後の酸化も最小限に抑えています。
ドメーヌもネゴスも品質にまったく差が感じられない生産者です。

生産者ページはこちら
Vintage 2022

2022年は、生産者に笑顔が戻ったヴィンテージ。

2022年も4月3日から数日発生した霜の被害は出たものの、前年や2016年のような壊滅的な被害は免れたようです。
全体的にも霜と病害で収穫量が激減した2021年よりは好転しました。


5月末に開花が始まり、平均気温が過去の月平均を3℃上回り天候が良好、日本と同じで、6月の猛烈な暑さで干ばつの恐れが懸念されています。
暑い夏は病害の発生はなく、8月中旬の雨がブドウの樹に潤いを耐えて、偉大な1959年に匹敵するとも言われています。
数年、量の少ない年が続いたこともあり、2022年は生産者みなに笑顔が戻った年に。

サン・トーバン / Saint Aubin

銘醸地に挟まれた、隠れた名産地。

ラッシェ山とシャサーニュ・モンラッシェ村の集落から国道を山間に進んで行き、左手90度カーブするとサン・トーバンの集落が見えてきます。シャサーニュ・モンラッシェ村からひと山越えた裏手にあるイメージです。
クリマは主にラッシェ山の斜面、国道の左側斜面にあり、グラン・クリュのモンラッシェの延長にあり、ガメイ集落まで南東から南西向きにあります。サン・トーバン集落の先にある東から南東向きにある右岸がもう一つのクリマで標高は高いところで450mにもなります。

左岸は石灰岩と泥灰岩の層が重なり、右岸は泥灰石灰岩を母岩として表面に粘土質と泥土質が混じっています。
白ワインの生産地に近いが、赤ワインも生産しておりタンニンの引き締まったエレガントなワインを産出します。

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